26年WBC予選はコロンビアが3大会連続本戦出場決定!ドイツにコールド勝ち 3勝0敗と圧倒
2025年3月5日(水)15時50分 スポーツニッポン
26年開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場国を決める予選ラウンドが4日(日本時間5日)、米アリゾナ州ツーソンで行われ、コロンビアがドイツに10—0で7回コールド勝ち。3勝0敗で本戦出場を決めた。
コロンビアは初回から打線が爆発。先頭打者が死球、二盗で無死二塁の好機をつくると、昨季レイズ、ナショナルズでプレーしたハロルド・ラミレスが中前適時打を放って先制。過去にメッツなどでプレーしたディルソン・ヘレーラも適時打を放つなど、この回、一挙5点を奪って試合を優位に進めた。
3回にも2点を加えると、4回にも2点を奪いリードを拡大。9—0の7回無死満塁からラモスの左前適時打で10点目を奪い、コールド勝ちを決めた。
投げては5投手がドイツ打線を4安打に封じた。
コロンビアはブラジル、中国、ドイツ相手に全勝。3試合でわずか1失点と安定した戦いぶりで3勝0敗とし、3大会連続となる本戦出場を決めた。
ドイツはテニス界のレジェンド、アンドレ・アガシ氏とシュテフィ・グラフさんの長男ジェイデン・アガシが3回途中から3番手で登板も1回2/3を3安打2失点。相手打線の勢いを止めることができなかった。
WBC予選は8カ国を2組に分けて行い、各組上位2チームが本大会に進む。予選2組はドイツ、中国、ブラジル、コロンビアが参加。上位2チームが本戦に出場できる。
2勝1敗のブラジルと、1勝2敗のドイツが6日(同7日)に本戦最後の1枠をかけて激突する。0勝3敗の中国は敗退が決まった。
予選1組は2月に台湾で行われ、台湾とニカラグアが本戦出場を決めた。今回の予選2組の2チームで26年のWBC本戦に出場する全20チームが決定する。