F1バーレーンGP、新型コロナウイルス感染状況の把握に伴いチケット販売を一時中止

2020年3月6日(金)16時2分 AUTOSPORT web

 バーレーン・インターナショナル・サーキット(BIC)は、主催者が新型コロナウィルスの感染状況を把握するのに伴い、3月20〜22日のF1第2戦バーレーンGPのチケット販売を一時中止した。


 木曜日にBICから発表された声明では、新型コロナウィルス流行の展開によって、主催者が一般に向けて追加のチケット発売もしくは払い戻しに応じる可能性があるとしている。


 バーレーンは国内の新型コロナウィルスの影響を抑えるため、関連するすべての政府省庁を動員してきた。BICの声明によると、今後の状況次第で追加のチケット販売を行うのか、あるいは払い戻しを行うのかを検討しするという。またサーキットではスクリーニング検査を実施するという。


 BICの声明は、以下の通りだ。


「世界的にCOVID-19の流行が続いていることを踏まえ、BICは適切な社会距離戦略のガイドラインを確実に満たすために、グランプリのチケット販売を段階的に行う予定であることを発表した」


「さらなる事実が明らかになるにしたがって、BICはフォーミュラワン・マネジメント(FOM)及び王国の保健当局と緊密な連絡を取りつつ発症状況を把握し、環境や最新の医療勧告次第で追加のチケットを販売するかチケットの額面を払戻すかを検討する」


「この予防措置は観客、チームそしてサーキットのスタッフ全員の安全を確保するために、グランプリに先立ち多くの公衆衛生対策とともに導入されている」


「これらの対策には入場時のスクリーニング手続き、現場での専門医療施設、サーキットでの衛生設備の強化、手洗いステーションの追加、ファン向けの情報センター、またCOVID-19感染の疑いがある症例を管理するための特定医療手続きも同様に含まれている」


 バーレーンGPの主催者はイタリア出身のチームスタッフやF1関係者の王国への安全な入国を迅速に進めるために、F1と協力してきた。しかしドバイからの旅行者を含む入国制限措置により、メルボルンからバーレーンへの旅程におけるF1チームのロジスティクスを複雑なものになっている。


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