WEC:レベリオン、オレカ製新型LMP1『レベリオンR13』のイメージ画像を初公開

2018年3月7日(水)11時54分 AUTOSPORT web

 2017WEC世界耐久選手権のLMP2クラスチャンピオンとなり2018/19年シーズンはLMP1クラスにカムバックを果たすレベリオン・レーシングは3月6日、スイス・ジュネーブで開幕した第88回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、新型LMP1マシン『レベリオンR13』のレンダリングを初公開した。


 最終戦バーレーンでのタイトル獲得から約1カ月後の昨年12月にWEC/ル・マン24時間レースの最高峰クラスであるLMP1クラスに復帰するとアナウンスしたレベリオン・レーシング。


 創設から11年目を迎える今季、チームはポルシェ・ワークスドライバーのアンドレ・ロッテラー、ニール・ジャニ、さらに2017年の戴冠に貢献したブルーノ・セナという豪華メンバーを揃えた1号車と、ベテランのマティアス・ベッシェ、若手のグスタボ・メネゼス、トーマス・ローラン組の3号車の2台体制で唯一のワークスチームであるTOYOTA GAZOO RacingとSMPレーシングなどのプライベーターチームを相手にル・マン総合優勝、そしてシリーズチャンピオンを目指す。


 LMP1クラス参戦に用いるシャシーは2014年以来チームと関係の深いオレカが設計・製造を担当することとなり、すでにその車名が『レベリオンR13』であることが発表されていた。


 今回初めて公開されたレベリオンR13は、2016年にデビューしたLMP2マシン『オレカ07』のモノコックを流用し外観の意匠も色濃く残しながらヘッドライトがモディファイされたほか、内側に傾斜するカウル形状がプルーンなものに変更されている。


 また、フラットな上面を持つカウルにはLMP2マシンには見られないエアインテークが追加され、その後方に左右一組のエキゾーストホールが設けられた。ホイールにはアウディやポルシェのLMP1マシンに採用されていたようなホイールカバーも確認できる。


 パワートレインにLMP2のワンメイクエンジンを手掛けるギブソン・テクノロジー製4.5L自然吸気LMP1用エンジン『GL458』を採用するレベリオンR13は、チームとオレカによって4月6〜7日にポール・リカールで開催されるWECプロローグテストの直前にシェイクダウンテストが行われる予定だ。

オレカが製造するレベリオンR13
オレカが製造するレベリオンR13
レベリオン・レーシングが2018/19年のLMP1クラスに投入するレベリオンR13


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