三笘薫の長期離脱で大打撃のブライトン 守備重視へのシフトを海外メディアが示唆

2024年3月7日(木)6時30分 ココカラネクスト

三笘の欠場だけでなく、ジョアン・ペドロの負傷も痛手だ(C)Getty Images

 ブライトンの三笘薫は背中を負傷したことにより、今季残りの試合欠場する見込みであると報じられている。先月上旬まで行なわれていたカタール・アジアカップからクラブに復帰後、プレミアリーグ2試合に出場するも、2月24日の第26節、エバートン戦を前に、ロベルト・デ・ゼルビ監督より長期離脱となることが発表された。

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 現在リーグ9位につけており、シーズン終盤に向け上位浮上を見据えるブライトンにとって、日本人ドリブラーの負傷は大きな痛手であることは言うまでもない。今季はヨーロッパリーグ(EL)の舞台にも立ち、ビッグクラブへの移籍も噂されるなど、欧州でもその存在感を示していた三笘の離脱は、海外メディアで現在もその影響について論じられている。

 世界のスポーツ情報を発信する『LastWordOnSports.com』は3月5日、三笘が負傷離脱となったことを特集記事として扱っており、「ロベルト・デ・ゼルビ監督が、カオル・ミトマが背中の負傷で今シーズンの残り試合を欠場する可能性が高いというニュースを伝えて以来、ブライトンは2敗を喫した」と綴っている。

 さらに「得点王のジョアン・ペドロが太ももの故障で欠場を続け、チーム全体が負傷者であふれている中、日本代表FWの欠場というニュースは、アルビオンの攻撃と、再び欧州カップ戦の出場権を得る可能性に打撃を与える」と指摘。三笘らが不在となることが予想されるチームの今後を見通している。

 また同メディアは、「ミトマは今シーズン、全コンペティションで3ゴール、5アシストを記録している。これは、13アシストを記録しているパスカル・グロスに次いで、ブライトンの中で2番目のアシスト数である」と記しながら、「ブライトンにとってこの日本代表FWは、ピッチを駆け抜け、ディフェンダーを翻弄し、危険なエリアへ走り込むという重要な役割を担っている」と貢献度を評した。

 その上で、三笘欠場となっている直近の公式戦3試合で攻撃的な選手の得点が無いことにも触れながら、「指揮官は、ウィンガーの不在中に結果を出すために、もう一度守備を固めるかもしれない」と主張。チーム内でのポジションやメンバー変更の可能性も示唆している。

 トピックでは他にも「シーガルズの得点力不足という問題が再び出てきている」とも記されており、三笘の不在による影響の大きさを説いている。

 クラブ史上初のELを戦う今季に続き、来季の出場権獲得を目指すブライトンは、復帰が絶望となった背番号22の穴を今後、どのように埋めていくのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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