現役最多勝のバーランダー4回を1失点 2年目に期す李政厚も2号アーチとジャイアンツの投打のキーマン順調
2025年3月7日(金)6時37分 スポーツ報知
◆オープン戦 ジャイアンツ—ホワイトソックス(6日、米アリゾナ州スコッツデール=スコッツデールスタジアム)
ジャイアンツが6日(日本時間7日)、本拠のホワイトソックス戦に42歳の超ベテランで現役最多262勝のジャスティン・バーランダー投手が先発登板。4回を4安打1失点と順調な仕上がりを見せている。
米大リーグ公式サイトによれば、直球の次に武器のカーブが昨年は被打率3割4分(2022年までは1割5分8厘)と自己最悪で5勝6敗、防御率5・48に終わったことで、今キャンプでは新しいカーブボールグリップを試し、水平方向の動きを追加して、カーブの有効性を取り戻そうとしていると伝えられており、現役最多勝右腕のカムバックに期待が寄せられている。
もう一人、昨年韓国プロ野球から6年1億1300万ドルの鳴り物入りでジャイアンツ入りしながらフェンスに激突して左肩を脱臼し手術した李政厚外野手が「3番・中堅」で先発出場し、3回に右腕キャノンから右翼席に2号2ラン。オープン戦は20打数8安打の打率4割と好調で、「韓国のイチロー」の異名を今季こそ発揮しそうな勢いだ。
大谷翔平ら日本人3選手の所属するドジャースと同じナ・リーグ西地区所属だけに、投打の主軸の復活なるかは大きな注目を集めそうだ。