【センバツ】明徳義塾、昨春王者の健大高崎と1回戦激突で“馬淵節”全開「昨年王者?余計にやりやすい」
2025年3月7日(金)10時58分 スポーツニッポン
第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪・毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われた。四国大会王者の明徳義塾(高知)は、昨春王者の健大高崎(群馬)は明徳義塾(高知)と大会第1日の3試合目で対戦することが決まった。
抽選会後に報道陣の取材を受けた馬淵史郎監督は「池田(主将)はクジ運がええんじゃけどね。あいつに懸けとったけど、駄目になったね」と苦笑い。「強いと聞いているし、数字を見れば強そうだけど。数字は数字ですから」とも語った。
報道陣から昨春王者の印象を聞かれると「昨年のチャンピオン?優勝したのは知っとったけど…」。その上で「強いチームと当たるなら2回戦より1回戦の方がいい。(王者なら)余計にやりやすい。向こうは優勝しているから、こちらは負けて元々やもん。やれることを全てやる」と口にした。
「健大高崎さんの半分も実力はない。ここでどんな野球をやるか。明徳の値打ちが問われる」と馬淵監督。今秋ドラフト1位候補の最速158キロ右腕・石垣元気(2年)らを擁する前回王者に対し、名将がタクトを振るう。