伝統のセブリング12時間レース、エントリー発表。小林可夢偉が参戦するDPiクラスは7台/IMSA

2021年3月11日(木)12時42分 AUTOSPORT web

 3月20日にアメリカ・フロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイで行なわれるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦『モービル1 セブリング12時間レース』のエントリーリストが10日、発表された。5クラス36台のマシンが名を連ねている。


 1月のデイトナ24時間レースで開幕したIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は、同じフロリダ州の飛行場跡地に作られた、バンピーな路面を持つことで有名なセブリングへと戦いの舞台を移す。


 このセブリングはデイトナ24時間、ワトキンス・グレン6時間、プチ・ル・マン10時間とともに『ミシュラン・エンデュランス・カップ』のかかる、ウェザーテック選手権の長距離ラウンド。5クラスすべてが参加してレースが行なわれる。


 最高峰DPiクラスには、デイトナ24時間同様に7台がエントリー。当初はデイトナのみエントリーを確約していたアクション・エクスプレス・レーシング(アリー・キャデラック・レーシング)の48号車キャデラックDPi-V.Rが、既報のとおりジミー・ジョンソン/小林可夢偉/シモン・パジェノーのトリオで参戦する。

デイトナ24時間に続き、セブリング12時間レースにも参戦するアリー・キャデラック・レーシングの48号車キャデラック


 LMP2クラスはフル参戦する4台に加え、ユナイテッド・オートスポーツが1台をエントリーし、計5台のグリッドとなった。LMP3クラスはデイトナから1台減り、6台のエントリーとなっている。


 GTLMクラスは、2台のシボレー・コルベットC8.R、2台のBMW M8 GTE、1台のポルシェ911 RSRによって争われる。


 このウェザーテック・レーシングのポルシェは今季、クーパー・マクニールをレギュラーとし、そこに加わるラインアップはレースごとにローテーションしていく形を取っている。デイトナ24時間では、ケビン・エストーレ、ジャンマリア・ブルーニ、リヒャルト・リエツというポルシェ・ファクトリードライバー陣が加わったが、今回のセブリングでもポルシェのファクトリードライバーからマテュー・ジャミネとマット・キャンベルが参戦することとなった。

ファクトリードライバーの変更があったウェザーテック・レーシングの79号車ポルシェ911 RSR


 デイトナ24時間に19台がエントリーしたGTDクラスは、今回は13台を集めた。デイトナでクラス優勝を飾り、先日DTMドイツ・ツーリングカー選手権への参戦を発表したウインワード・レーシングやスクーデリア・コルサのフェラーリ488 GT3 Evoらが、デイトナにおけるラインアップからは姿を消す形となっている。


 レースウイークは現地時間18日木曜日のプラクティスで幕を開ける。

セブリング12時間レースエントリーリスト/3月10日版(PDF)

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