レッドブルF1のペレス「マシンのペースがよく、有意義な一日だった」冷えたタイヤでスピンもダメージはなし

2022年3月11日(金)9時41分 AUTOSPORT web

 2022年F1バーレーンテスト初日、レッドブル・レーシングは、セルジオ・ペレスによりRB18のテストを行った。ペレスはこの日走行した全ドライバー中最多の138周を走り、タイムは1分35秒977(C3タイヤ)で15人中10番手だった。


 午後のセッション終了まで残り10分のところで、バーチャル・セーフティカーのテスト中、ペレスはターン8において低速でのスピンを喫し、グラベルに飛び出し、そこで止まってしまった。この際の赤旗でセッションはそのまま終了となった。チームによると、マシンへのダメージはなかったということだ。






「たくさんの周回を重ね、多くの情報を収集することができ、有意義な一日だった」とペレスはコメントした。


「(バルセロナとは)また違う、気温が高いトラックでマシンの確認をすることができてよかった」
「バルセロナとここは全く違う。バーレーンはカレンダー中、最も路面がラフなサーキットのひとつで、当然ながらリヤにバイアスがかかる」


「全体的にペースはよかったし、たくさんのデータを集めることができた。今の段階では学ぶべきことがたくさんある」


「セッションの終わりに、セーフティカーの後、タイヤが冷えていたために、マシンのコントロールを失い、グラベルにはみだしてしまった。それでセッションが予定より早く終わったから、皆、その分、ゆっくり休めるといいね!」

2022年F1バーレーンテスト1日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)

 レースエンジニアリング責任者ギヨーム・ロケリンは、バーレーンテスト初日後、「今日はいい一日だった」と語った。


「今日一日で、普段のレースウイークエンドに走るのと同じ距離を走ったのだ。つまり、一日でレースウイークエンドを通してのパーツの信頼性を評価することができたので、良い状況だと言える」


「いくつか予定外のことはあったが、大きな問題によってガレージで時間をロスするようなことはなかった」


「今日はペースを見てはおらず、学習に有効と思われるプログラムを実行した。これだけ多くの作業をこなすことができて非常にうれしく思っている」


「今日はレースディスタンス走行という課題をクリアした。この後もロングランを行うつもりであり、毎日学習し、それに伴って向上していく」

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