3・11から12年…浦和が声明発表「今後も“こころ”に寄り添った活動を継続」

2023年3月11日(土)10時30分 サッカーキング

東日本大震災から12年が経った11日、浦和が声明を発表

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 浦和レッズは、東日本大震災から12年が経った11日に、クラブ公式サイトで声明を発表した。

 2011年3月11日、東日本大震災によって多くの人命が失われ、大勢の人が故郷を離れざるを得なくなった。未曾有の災害から12年が経ったなか、浦和はクラブ公式サイトで次のような声明を発表している。

「2011年3月11日14時46分に起こった東日本大震災から12年を迎えました。災害の犠牲となられた方々に対し、あらためてご冥福をお祈りいたします」

「浦和レッズはこれまで『東日本大震災等支援プロジェクト ハートフルサッカー in 東北』などの支援活動を通じ、被災された子どもたちの心のケアを目的に今日までに22回の被災地訪問を通して4,700名を超える方々とふれあってまいりました」

「近年は、新型コロナウイルス感染症の影響で以前と同じような活動はできておりませんでしたが、2022年度は感染防止対策をした上で、福島県にあるJヴィレッジ、岩手県山田町と大槌町それぞれの教育委員会協力のもと、現地の小学校や幼稚園等を訪問し、活動を実施しました」

「また、ホームゲーム開催時にも、写真展示や被災地支援のための募金活動を通し、震災の記憶を風化させない活動を継続しております」

「浦和レッズは社会の一員であり、大災害によって被災された方々への支援が復興の一助になればという思いで、これまで活動に取り組んでまいりました。そして、本活動は、『社会の一員として青少年の健全な発育に寄与する』という浦和レッズの活動理念の実現につながっていると考えております」

「今後も、浦和レッズは“こころ”に寄り添った活動を継続して行い、次世代を担う子どもたちを中心とした交流をしながら、新しい未来に向かうお手伝いができるよう活動してまいります」

「引き続きみなさまのご協力をよろしくお願いいたします」

 明治安田生命Jリーグでは、11日にJ1リーグ2試合、J2リーグ3試合、J3リーグ3試合が開催される。また、12日にはベガルタ仙台といわきFCが対戦。地域復興の旗印となってきた両クラブが、Jリーグの公式戦で初めて顔を合わせる。

サッカーキング

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