大谷翔平が1打席目にいきなり二塁打で2試合ぶり安打、打球速度191キロの強烈打球で打率4割に 4戦ぶり2号本塁打も期待

2025年3月11日(火)5時14分 スポーツ報知

◆オープン戦 ドジャース—ダイヤモンドバックス(10日、米アリゾナ州グレンデール=キャメルバックランチ)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、山本由伸投手(26)が先発したオープン戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目は先発右腕のジョン・カーティス投手(31)と対戦し、右翼線への二塁打を放った。打球速度は118・5マイル(約190・7キロ)という強烈な当たり。2試合ぶりの安打でオープン戦成績が15打数6安打で打率4割になった。

 オープン戦初出場だった2月28日(同3月1日)の本拠地・エンゼルス戦では、いきなり1打席目に、花巻東高の3学年先輩にあたる菊池雄星投手(33)から左翼へ先頭打者本塁打。幸先のいいスタートを切ると初出場から4試合連続安打をマークした。8日(同9日)のホワイトソックス戦では2三振を喫するなどオープン戦出場5試合目で初めて無安打に終わったが、試合開始前の時点で14打数5安打の打率3割5分7厘と好調を維持していた。

 投手調整や走塁面では頭を悩ませている大谷。キャンプ中に打者に投げ、5月のメジャー復帰を目指していた2年ぶりの投手復帰計画はいったん白紙となり、2月25日(同26日)を最後にブルペン入りしていない。さらに昨年10月に二盗を試みた際に脱臼して同11月に手術を受けた左肩を守るため、スライディングや一塁への帰塁などは新しい形も含めて複数パターンを確認。試行錯誤しながら故障のリスクを減らして、最大限のパフォーマンスを発揮できる“最適解”を必死に探している段階にある。この日の試合前はキャッチボールなど投手調整は行わなかった。

 ◆大谷のオープン戦成績(現地時間、試合開始前時点)

 ▽2月28日エンゼルス戦 左本〈1〉、遊飛、空三振

 ▽3月2日ホワイトソックス戦 見三振、中安

 ▽同4日レッズ戦 一ゴロ、右安、二ゴロ

 ▽同6日レンジャーズ戦 左二、左飛、二ゴロ、左安

 ▽同8日ホワイトソックス戦 空三振、見三振、四球

 ※5試合14打数5安打、1本塁打1打点0盗塁、打率・357

スポーツ報知

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