岩田翔吉リミットで計量パス 初防衛戦は「強いと思われる内容で勝つ」

2025年3月12日(水)15時0分 スポーツ報知

計量をクリアしポーズする岩田翔吉(左)とレネ・サンティアゴ (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング▽WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・岩田翔吉—同級2位レネ・サンティアゴ(13日、両国国技館)

 タイトル戦の計量が12日、都内のホテルで行われチャンピオンの岩田翔吉(29)=帝拳=はリミットの48・9キロ、挑戦者の同級2位レネ・サンティアゴ(32)=プエルトリコ=は200グラムアンダーの48・7キロでともに1回でパスした。

 「充実したトレーニングができて試合まであっという間だった。ユーリ阿久井選手、オラスクアガ選手とジムで一緒にトレーニングして、チームとしていい雰囲気でできた」と同じ興行で試合をする2人の世界王者と調整に励み、万全な状態を強調した。世界チャンピオンになってからの初試合。それでも気負いや緊張はない。「挑戦者にリスペクトを持って倒したい。世界王者として『強い』と思われる内容で勝つ」と力を込めた。

 岩田とコンビを組む元WBC世界フェザー、スーパーフェザー級の2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーは「駆け引きがうまくなった。相手をどう仕留めていくのかが、自分から相手を崩していけるようになった」と成長を認める。スタンドにも母校・立教小学校の生徒150人を招待。ちびっ子たちの声援をバックにKO勝利を決める。

 戦績は岩田が14勝(11KO)1敗、サンティアゴは13勝(9KO)4敗。

スポーツ報知

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