【欧州CL】遠藤航リバプールPK戦で涙 伊藤洋輝バイエルンが8強入り 上田綺世フェイエは敗退

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　◇欧州チャンピオンズリーグ　決勝トーナメント1回戦第2戦（2025年3月11日）

　欧州チャンピオンズリーグ（CL）は決勝トーナメント1回戦第2戦の4試合が行われ、バルセロナ（スペイン）、バイエルン・ミュンヘン（ドイツ）、インテル・ミラノ（イタリア）、パリ・サンジェルマン（フランス）が準々決勝進出を決めた。

　Bミュンヘンはホームでレーバークーゼン（ドイツ）に2—0で勝ち、2戦合計5—0で8強入りした。後半7分、DFキミッヒのFKで裏へ抜け出したFWケーンが相手のクリアミスを流し込んで先制。同26分にもDFデービスが追加点を挙げた。DF伊藤洋輝は1—0の同25分から出場した。

　インテル・ミラノはホームでフェイエノールト（オランダ）を2—1で破り、2戦合計4—1で突破した。前半8分にFWテュラムのゴールで先制。同42分にPKで追いつかれたが、後半6分にMFチャルハノールのPKで勝ち越した。準々決勝ではBミュンヘンと対戦する。フェイエノールトのFW上田綺世は臀部（でんぶ）の負傷から復帰して先発し、後半18分で交代した。

　パリSGは敵地でリバプール（イングランド）に1—0で勝利。前半12分、FWバルコラが右サイドからペナルティーエリアへ進入し、ゴール前へパスしたこぼれ球をFWデンベレが押し込んだ。2戦合計1—1で突入した延長でも決着がつかず、もつれ込んだPK戦ではGKドンナルンマがリバプールのFWヌニェスとDFジョーンズの2人をストップ。4—1で激闘を制した。リバプールのMF遠藤航は延長後半6分から出場も、PK戦は出番がなかった。パリSGは準々決勝でアストンビラ（イングランド）—クラブ・ブリュージュ（ベルギー）の勝者と対戦する。