「韓国野球が再び失敗した」韓国代表の1次ラウンド敗退を母国メディアが酷評。初戦で「すべてのシナリオが狂った」
2023年3月13日(月)21時26分 ココカラネクスト

(C)Getty Images
3月13日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表は、中国との最終戦を待たずに1次ラウンド「プールB」での3位以下が決定。日本が1位、オーストラリアが2位で準々決勝進出を果たしたなか、3大会連続の1次ラウンド敗退となり、これには、韓国メディアからも厳しい声が上がっている。
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中でも、「“目標は4強”と叫んだが1次ラウンド敗退、韓国野球が再び失敗した」とのタイトルで記事を掲載しているのが、母国メディア『MKスポーツ』だ。「韓国野球の復活」を目指したという今大会でまたしても準々決勝を逃す結果に終わり、「繰り返される失敗は、もう受け入れるしかない真実となった」と報じている。
さらに、「脱落という結果だけでなく、内容も非常に悪い」と続けると、「プールBに強豪の日本がいたことから、準々決勝に進出するためにはオーストラリアとの初戦で必ず勝利する必要があった」と指摘。ただ、「これに敗れたことですべてのシナリオが狂った」といい、日本との第2戦に関しても「“東京大惨事”と呼ばれるほどの大敗」と表現した。
また、プールBの上位2チームについては、「圧倒的な力で4勝0敗という完璧な結果と素晴らしい内容を見せた日本、韓国よりはるかに安定した戦力で3勝1敗としたオーストラリアが、韓国を抑えて準々決勝に進むのは当然のことだった」と称賛。一方、低迷が続く母国代表の結果には、「韓国野球の失敗という事実を証明するものだ」と酷評している。
現在、中国との最終戦を行なっている韓国代表。得失点差で優位に立っており、大量失点での敗北さえなければ、「プールB」の最下位にはならないが、キム・ハソン(27)、トミー・エドマン(27)といった現役メジャーリーガーを招集し、1次ラウンドの通過が有力視されていただけに、今大会の結果は屈辱的なものであったと言わざるを得ないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]