バイエルンMFムシアラに売却条項が付随? 退団ならチェルシーが一部移籍金を獲得か

2024年3月14日(木)16時26分 サッカーキング

去就に注目が集まっているムシアラ [写真]=Getty Images

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 バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラの契約に注目が集まっている。13日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 2003年2月6日に生まれで現在21歳のムシアラは、サウサンプトンやチェルシーの下部組織を経て、2019年7月に16歳でバイエルンの下部組織に加入した。2020年6月に「17歳115日」というクラブ史上最年少記録でブンデスリーガデビューを果たすと、その後も攻撃の主軸として活躍を続けており、ここまで公式戦通算155試合出場41ゴール29アシストを記録している。

 バイエルンとの現行契約が2026年6月30日までとなっているムシアラだが、マンチェスター・シティやリヴァプールなどから関心が寄せられていることから、今夏の移籍の可能性も指摘されている。

 そんななか、今回の報道によると、ムシアラの現行契約には売却条項が付随していることが判明したという。2011年からチェルシーで過ごしていた同選手は、2019年7月に20万ユーロ(約3230万円)の移籍金でバイエルンに移籍。この際に買い戻しオプションは付けられなかったものの、売却条項が設定された模様で、移籍した場合にはチェルシーに移籍金の20パーセントが支払われる契約になっていることが報じられている。

 このため、仮にムシアラがバイエルンを離れることになった場合、8000万ポンド(約151億円)程度の移籍金が動くと予想されていることから、そのうちの1600万ポンド(約30億円)をチェルシーは受け取ることになり、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の問題を抱えると指摘されているチェルシーにとっては大きな収益となりそうだ。

 一方、バイエルンとしては現時点でムシアラの売却を望んでいるわけではなく、同選手との契約延長を希望している。それでも、この交渉に進展がなければ、他クラブが積極的に動き出すことになり、売却せざるを得ない状況になる可能性もあることから、今後の動向には注目が集まっている。

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