メジャーリーガーから「最も同僚になりたい選手」に選ばれたドジャースのベッツと大谷翔平 その理由とは?

2025年3月14日(金)7時43分 スポーツニッポン

 大リーグ公式サイトは12日、キャンプ中に100人以上の選手たちにアンケートを実施し、「これまでチームメートになったことがない選手で、一緒にプレーしてみたいのは誰?」と尋ねた結果を掲載した。

 選ばれる要素は卓越したプレー、クラブハウスでのリーダーシップ、ユーモアや優しさだ。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手と大谷翔平投手が1位に選ばれている。

 ベッツについて、あるナ・リーグの外野手は「素晴らしいアスリートで、良い人間でもある」と評した。フィールド上の万能プレーヤーであると同時に、フィールド外では優しさで知られる。さらに野球だけでなく、バスケットボールやゴルフ、ボウリングでも驚異的な運動能力を発揮する。激しい競争心を持ち、チームメートだけでなく、対戦相手からも尊敬を集めている。

 あるナ・リーグの救援投手は「彼のプレーを見ているだけでも素晴らしいし、彼が周囲からどれほどの尊敬を受けているかを聞くと、ますます一緒にプレーしてみたくなる」と話す。オールスター選出8回、シルバースラッガー賞7回、ゴールドグラブ賞6回、そして18年にはア・リーグMVPを獲得した。実績は言うまでもないし、人柄や謙虚さ、向上心を考えれば、多くの選手がプレーしたいと考えるのも不思議ではない。「彼はまるで市長のような存在だ」と語ったのは、別のナ・リーグの外野手である。

 大谷については、誰もがフィールド内外で成し遂げていることの特別さを知っている。しかし、それを間近で体験するのはまた別の話だ。大谷を「一緒にプレーしたい選手」とした多くの選手は、純粋にその日常を見てみたいという好奇心からだ。「彼が毎日どんなことをしているのか、そばで見てみたい」。そう語ったのは、あるア・リーグの一塁手だ。

 大谷は23年11月に右肘の手術を受けており、今シーズン中に二刀流として復帰する予定。再びマウンドに立つことになれば、25年に彼と同じクラブハウスで過ごすことの魅力はさらに増す。あるナ・リーグの外野手は「現代のベーブ・ルースだ。本当に特別な存在」と評した。そして、大谷をチームメートに迎えたいもう1つの理由は明白。「彼と同じチームなら対戦しなくて済むからね」と話していた。

 他には1位タイでエンゼルスのマイク・トラウト外野手が選出。4位タイにはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ドジャースのクレイトン・カーショー投手、メッツのフランシスコ・リンドア内野手が入っている。

スポーツニッポン

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