激震は韓国でも…大谷翔平の水原一平元通訳の解雇に日刊紙も衝撃「大谷の一挙手一投足を共にする“友人”だった」

2024年3月21日(木)18時58分 ココカラネクスト

大谷と苦楽を共にしてきた水原氏の解雇に衝撃は広まり続けている。(C)Getty Images

 早朝の日本列島を揺るがせた騒動に対する衝撃が続いている。

 現地3月20日、ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平の通訳を務め、メジャーリーグの規約で禁じられている違法な賭博を行なっていたと報じられた水原一平氏の解雇を発表した。

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 ショッキングなニュースだった。米スポーツ専門局『ESPN』など複数メディアの報道によれば、問題は連邦捜査官が南カリフォルニアのブックメーカーであるマシュー・ボウヤー氏の運営するスポーツベッティング組織を調査していた中で判明。水原氏は同組織に対して、多額の負債を抱えており、その“肩代わり”として大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)の電信送金が行われていたとも伝えられている。

 なお、一連の騒動に対して大谷本人の関与は、『ESPN』のインタビューに応じた水原氏を含めた複数の関係者が否定。さらに同選手の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「最近のメディアの取材に応じる過程で、ショウヘイが大規模な窃盗の被害者であることを発見したので、この問題を当局に引き渡すことにした」と公表。あくまで水原氏の責任問題として告発に踏み切ったと見られる。

 現時点で大谷とドジャース側は“被害者”として幕引きを図ってはいる。しかし、二刀流スターを公私で支えてきた専属通訳だった水原氏のスキャンダルには、各国メディアも驚きを隠さない。

 MLBの開幕シリーズを開催中の韓国でも驚きの声が噴出。スポーツメディア『OSEN』は「どんなドラマだろうと、ここまでの大どんでん返しはない。ドジャースの大谷翔平は、まるで家族のように信じていた通訳の水原一平氏に裏切られたようだ」と報道している。

 さらに日刊紙『朝鮮日報』は、水原氏に対する周囲の信頼度の高さを強調したうえで、「外国人選手にとっての通訳は単なるコミュニケーションを手助けする人ではない」と指摘。大谷にとっての水原氏の存在の重要性を論じている。

「私生活の全般をサポートし、ほとんど24時間を通して行動を一緒にする。大谷にとっても同様で、水原氏と彼は人間的な交流を長くしてきた。水原氏は時に食事のサポートや練習まで手伝い、文字通り大谷の一挙手一投足の全てを共にする“友人”だった」

 韓国で「開幕シリーズは台無しにされた。水原氏を解雇するという衝撃はあまりに大きい」(『朝鮮日報』より)という声が強まっている今回の騒動。その影響はあらゆるところに広まっていきそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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