未だ無敗のレヴァークーゼン…躍進支えるグリマルドは指揮官を絶賛「シャビ・アロンソは特別」

2024年3月21日(木)12時28分 サッカーキング

グリマルドがシャビ・アロンソ監督の手腕を絶賛! [写真]=Getty Images

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 レヴァークーゼンに所属するスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドが、シャビ・アロンソ監督への思いを語った。19日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 2023−24シーズンの欧州各国リーグが佳境を迎えつつあるなか、ブンデスリーガでは長らく続いたバイエルンの“一強時代”に終止符が打たれようとしている。就任2年目のシャビ・アロンソ監督が率いるレヴァークーゼンは、2位バイエルンに「10」ポイントもの差をつけ首位を快走。ヨーロッパリーグ(EL)やDFBポカール含めた全公式戦で未だ黒星がなく、開幕からの38試合無敗はドイツ新記録となっている。

 初のマイスターシャーレ獲得に向けて邁進しているレヴァークーゼンにおいて、新戦力のグリマルドはセンセーショナルな活躍を披露している。昨年夏にベンフィカからやって来た28歳は、3−4−2−1システムの左ウイングバック(WB)に定着すると、卓越したテクニックと高精度の左足を武器にサイド攻撃を活性化。ここまで公式戦37試合に出場し11ゴール15アシストという見事な成績を残している。

 同郷の指揮官の下で大躍進の一翼を担っているグリマルドは、「キャリアの中で常にタイトルを獲得してきたし、より多くを勝ち取るためにここへ来たんだ」と明言。その上で就任当初は降格圏に沈んでいたチームを短期間で立て直し、バイエルンやリヴァプールが招へいに動くなど、国内外で手腕が高く評価されているシャビ・アロンソ監督について次のように言及した。

「彼は試合の流れを読む術を知っている。全員が最初から上手くプレーできるわけではないが、ロッカールームでの対処や管理の仕方についても心得ているんだ。戦術的に非常に優れたコーチだよ。試合の流れを読み、常に何が起こるかを察知している。それが僕たちを大いに助けてくれているんだ」

「バルセロナやベンフィカを含め、僕はキャリアにおいて非常に優れた指導者に恵まれてきた。でも、シャビ・アロンソは特別だし、あのような指導者はサッカー界にそう多くはいない。彼は指導者キャリアをスタートさせて間もないが、試合を読み解くアイデアや伝達方法を持ち合わせていることは周知の事実だろう。そして、それが選手たちを成長させるんだ」

 ブンデスリーガも残すところ8試合。グリマルドは「ブンデスリーガは特別なものになるだろう。レヴァークーゼンがこれまで獲得したことがないタイトルを、ここへ来て1年目で獲得すれば、クラブの歴史を作ることになる。僕とチーム全体が達成したいと願うことだ。正しい軌道に乗っていると思うよ」と意気込みを示している。

サッカーキング

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