大一番となるオーストラリア戦に向けて決意語る南野「最後は気持ちの強さが一番大事になってくる」

2022年3月23日(水)14時26分 サッカーキング

日本代表の南野 [写真]=Getty Images

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 ワールドカップのアジア最終予選に臨む日本代表メンバーに合流したばかりのFW南野拓実(リヴァプール)が23日、オンラインでメディアに対応。24日に行われるオーストラリア代表戦に向けた意気込みなどを口にした。
 
 日本代表は現在、アジア最終予選グループBで6勝2敗の2位に位置し、24日にアウェイでオーストラリア代表と、29日にはホームでベトナム代表と対戦する。勝ち点差「3」の3位オーストラリアとの直接対決に勝利すれば、自力でW杯出場を決めることができる状況だ。

 前日の合流となった南野は、限られた時間の中での調整に関して「準備する時間が短いので、今日の練習を大事にして、明日の試合のイメージをみんなで共有していくことが非常に重要。明日は何がなんでも勝たないといけないので、時間ないですけど、やれることを精一杯やるだけかなと思います」と語り、試合前唯一の全体練習となる前日練習が貴重な場になると主張した。

 今回は前線で重要な役割を担っていたFW大迫勇也が不参加となるが、大迫の重要性を認めつつ、「他にも選手がいて、僕たちがやらないといけない」とコメント。現在のチームでは左サイドでの起用が多いものの、「どこで出るかわからないですけど、出たら自分の役割をしっかりやれれば」と、チームへの貢献を誓う。

 また、大迫の代わりに最前線に入る可能性が考えられるFW上田綺世(鹿島)については「非常に多彩なシュートパターンを持っているし、一緒に練習していても上手いし強い」と評価。同じくセンターFWの林田大地(シントトロイデン)に関しても「東京五輪ではポストプレーで体を張っていて、欧州でもゴールを決めて色んな経験を積んでいるチームにとって非常に頼りになる選手」と語り、東京五輪組の活躍にも期待を寄せた。

 大一番となるオーストラリア戦に向けては、「こういう試合は経験上、堅い試合になっていつもとは異なる緊張感があるものになる。これまでもそうでしたけど、その中で競り勝ってきた自信がこのチームにはあるので、最後は気持ちの強さが一番大事になってくる」と述べ、「僕は攻撃の選手なので決めきる場面とか、体を張った守備だとか、そういう部分が一つの鍵になるんじゃないかと思う」との見解を示した。

 目前に迫っているW杯という舞台に関しては「選手にとって特別なもので、僕も小さい頃から出たいと思っていた」と語り、「W杯に向けてプレーさせてもらっている中で、その気持ちも強くなったし、だからこそ明日勝利して、その出場権を勝ち取りたい」と闘志を漲らせた。

サッカーキング

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