メルセデスAMG、マット塗装の『GLC』系に初採用の高機能装備満載の限定車を導入

2025年3月25日(火)20時3分 AUTOSPORT web


 メルセデス・ベンツのプレミアムミドルサイズSUVをベースに、高性能部門メルセデスAMGが手掛けた『GLC 43』に、上級モデル譲りのレースモードやAMGダイナミックエンジンマウントを初採用し、独立調整可能なクライメートコントロールやMBUXインテリア・アシスタントなど、ワンランク上の機能装備を贅沢に採用。エクステリアでは、マット塗装のボディにブラックとレッドのアクセント加えたレーシーな装いの限定車“Edition Dynamic+(エディション・ダイナミック・プラス)”が登場。3月25日より注文の受付が開始されている。



 標準のSUVラインアップでは主力販売モデルを担うGLCをベースとしたGLC 43は、おなじみ『One man, One engine』の主義に従い熟練のマイスターが手作業で丹念に組み上げる直列4気筒エンジン“M139”と、F1由来の技術が注ぎ込まれたエレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャーを組み合わせ、自然吸気エンジンのようなレスポンスと最高出力421PS(310kW)、最大トルク500Nmのアウトプットを両立する。


 そのSUVとクーペの双方に設定された今回の限定車は、通常設定のないMANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)グラファイトグレーマグノと、おなじくMANUFAKTURハイテックシルバーマグノと2色のマット塗装を設定。さらにラジエターグリルをダーククロームに、リヤバッジとサイドオーナメントをブラックアウトするAMGエクステリアナイトパッケージIIを採用し、脚元でもマット塗装のブラックスポークが目を引く21インチAMGアルミホイールとAMGレッドブレーキ・キャリパーを特別装備するなど、スポーティさに磨きを掛けたスタイリングとなっている。


 また、通常モデルでは有償オプションのパノラミックスライディングルーフが標準装備となり、その明るさが照らすインテリアもブラックとレッドのアクセントで統一。インテリアトリムも通常設定のないメタルウィーブインテリアトリムを装備し、シートやダッシュボードには赤のアクセントステッチが入り、シートベルトもレッドを特別に採用する。


 そのシート自体も上位モデルの『GLC 63』有償オプションとして設定されているAMGパフォーマンスシートや、前席マルチコントロールシートバックを採用するなど、ワンランク上の乗り心地を愉しむことが可能となっている。



通常設定のないMANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)グラファイトグレーマグノと、同じくMANUFAKTURハイテックシルバーマグノと2色のマット塗装を設定


脚元でもマット塗装のブラックスポークが目を引く21インチAMGアルミホイールとAMGレッドブレーキ・キャリパーを特別装備

 そして機能装備の面でもGLC 43では初採用となるアイテムが多数奢られており、スポーツカーとしての動力性能および走行性能を向上する“AMGダイナミックプラスパッケージ”の追加によって、従来はGLC 63のみに設定されていたレースモードが選択可能に。


 また、可変マウントを左右に配置するAMGダイナミックエンジンマウントは、センサーにより走行状況を検知してマウントの硬度を自動で調整。通常走行時は柔らかくしてノイズと振動を効果的に吸収し、スポーツ走行時は硬度を上げることでエンジンとボディをダイレクトに接続、ドライブトレーンのロールモー ションを減少させ、クイックなコーナリングとダイレクトなステアリングレスポンスを実現する。


 さらにエグゾーストシステムに備わるセンサーによって実際の排気音を拾い、それに応じたサウンドを車内のスピーカーから再生することで、車外の音を抑えながらエモーショナルなドライビング体験を楽しむことが可能なAMGリアルパフォーマンスサウンドには、静粛性・快適性重視の『Balanced』と、エモーショナルな『Powerful』の各モードが備わり、AMGダイナミック・セレクトで選択する走行モードに応じて変化するほか、AMGドライブコントロールスイッチやメディアディプレイで直接変更することもできる。


 そのほか快適性を高める機能として、乗員一人ひとりが個別に温度調整可能となるクライメートコントロール(前席左右後席左右独立調整)や、従来のボイスコントロールに加え、前席乗員のジェスチャーによって車両機能を操作できるMBUXインテリア・アシスタントを初採用。そのうえで通常は有償オプションの運転席・助手席シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)やブルメスター製3Dサラウンドサウンドシステム、サウンドパーソナライゼーション機能、エアバランスパッケージ、そしてステアリングヒーターなどが標準装備となっており、限定車らしい特別な空間が満喫できる。


 販売は正規販売店ネットワークと、オンラインショールームを通じて行われ、SUV、クーペともに右ハンドル仕様に。SUV版はグラファイトグレーが110台、ハイテックシルバーが40台となり、価格は1481万円。同クーペでは70台、30台の内訳となり、こちらは1528万円(いずれも税込)となっている。



乗員一人ひとりが個別に温度調整可能となるクライメートコントロール(前席左右後席左右独立調整)や、従来のボイスコントロールに加え、前席乗員のジェスチャーによって車両機能を操作できるMBUXインテリア・アシスタントを初採用


インテリアトリムも通常設定のないメタルウィーブインテリアトリムを装備し、シートやダッシュボードには赤のアクセントステッチが入り、シートベルトもレッドを特別に採用する

メルセデスコール:0120-190-610


メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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