同時代を生きた“クラック”…ジェラード監督がシャビ氏率いるバルサに言及「戻りつつある」

2022年3月28日(月)12時30分 サッカーキング

バルセロナで指揮を取るシャビ氏に言及したジェラード監督 [写真]=Getty Images

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 アストン・ヴィラのスティーヴン・ジェラード監督が、昨年11月からバルセロナで指揮を取るシャビ監督に言及した。27日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在41歳のジェラード氏はリヴァプールの下部組織出身で1998年にトップチームデビュー。2015年に同クラブを退団するまで公式戦通算710試合に出場し186ゴール150アシストを記録する活躍を見せ、2004−05シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝など多くの功績を残した。その後、ロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退すると、2017年からリヴァプールの下部組織で指導者キャリアをスタート。2018年5月からレンジャーズで指揮を取っていたジェラード氏は、昨年11月にアストン・ヴィラの監督に就任した。

 昨年11月にロナルド・クーマン氏の後任として、バルセロナの監督に就任したシャビ氏。同時代に活躍した“クラック”のバルセロナ帰還について、ジェラード監督は「シャビを選んだことは、バルセロナの天才的な一撃だったと思う。彼はバルセロナのDNAを受け継いでいるし、長年に渡ってワールドクラスの選手として活躍してきた」と披瀝。また、20日に行われた“エル・クラシコ”では4−0の勝利を飾ったことについては「ここ数年の困難な時期を経て、彼らはあるべき姿に戻りつつあるようだ」と自身の見解を口にしている。

 さらに、ジェラード監督は「遠くからバルセロナのファンとして、彼らがとてもよくやっているのを見るのが好きなんだ」と胸中を明かしている。

 両者は1980年生まれ(シャビ氏は1月生まれ)で、トップチームデビューを果たしたのもともに1998年。同じ時代を生きた2人の“クラック”は、この先監督としてどのような功績を築いていくのだろうか。

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