「クバルシの台頭はCBの枠が減ることを意味する」 E・ガルシアのバルサ復帰は複雑に…売却かレンタル継続へ

2024年3月28日(木)11時56分 サッカーキング

DFエリック・ガルシアの去就は如何に!? [写真]=Getty Images

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 バルセロナからジローナにレンタル移籍中のDFエリック・ガルシアの去就は、複雑化しているようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 2021年夏から在籍するバルセロナで出場機会が限られていたE・ガルシアは昨夏、ジローナへとレンタル移籍。すると、ミチェル監督が志向するボール保持のスタイルに、ラ・マシア育ちのセンターバックはマッチし、重宝される存在に。DFデイリー・ブリントらとともにディフェンスラインの一角を担う同選手は、ここまでの公式戦23試合に出場。躍進を遂げるジローナの屋台骨を支えている。

 そんなE・ガルシアのレンタル期間は2024年6月30日までだが、7月1日以降の去就は複雑化しているようだ。『マルカ』によると、バルセロナは今現在、同選手の復帰に確信を持てていないとのこと。クラブには、在籍している選手とレンタル移籍中の選手を合わせるとセンターバックが8名おり、競争相手が増える来シーズンは、E・ガルシアの序列がさらに下がる可能性が高い。「(パウ・)クバルシの台頭は、センターバックのボジションがひとつ減ることを意味する」と報じた。

 また『マルカ』は、財政難に喘ぐバルセロナにとって理想的なのは、売却することと指摘。現行契約を2026年夏まで残し、市場価値が1500万ユーロ(約25億円)程度と見込まれる同選手を売却することができれば、移籍金全額を懐に収めることができるという。さらに、レンタル継続の選択肢もあり、来シーズンのヨーロッパコンペティションに出場するであろうジローナにとっては、大歓迎に違いないと併せて伝えている。

 最終的な決断はシーズン終了後になるが、E・ガルシアの去就はどのようなものになるのだろうか。

サッカーキング

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