オリックス・宮城「言葉には気をつけます」 あと6人で完全試合を逃し、脳裏をよぎった1シーン

2025年3月28日(金)22時42分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ オリックス3ー2楽天(2025年3月28日 京セラD)

 オリックス・宮城が8回1失点の力投で、2年連続となる開幕投手の重責を果たした。7回まで完全投球。史上初となる開幕戦パーフェクトへの期待が高まるも、8回先頭の辰己に一塁へボテボテの内野安打を許し、夢はついえた。

 「1人1人バッターと勝負できたところは、いい結果に繋がったのかなと思います」

 好投の要因を挙げた左腕は、記録への意識について、「そこまでなかったかな、と思います」とコメント。ベンチで偉業に触れるナインもいなかったという。

 大記録が途切れた一本も、会心の一打ではなく、完全に打ち取った当たり。ただ、宮城は苦笑交じりに、こう述懐した。

 「ジャパンの時に曽谷さんの文句言ったから、同じようなヒットになったので、言葉には気をつけます(笑い)」

 思い起こしたのは、侍ジャパンとして出場した6日のオランダ戦(京セラD)。日本投手陣は7回まで完全試合リレーを続けながら、8回からマウンドへ上がった僚友の曽谷が2死から三塁へボテボテの内野安打を許し、記録はストップ。同じような展開、シーンへの「自虐」だった。

 9回にマチャドが追いつかれ、2025年初勝利を逃した開幕戦。とはいえ、背番号18の存在は、間違いなくオリックス進撃の推進力となる。

スポーツニッポン

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