坂本花織「泣いても泣いても涙が止まらない」4連覇ならず「正直気持ちが整理し切れていない」
2025年3月29日(土)12時15分 スポーツニッポン
◇フィギュアスケート世界選手権第3日(2025年3月28日 米マサチューセッツ州ボストン・TDガーデン)
女子では、SP5位の坂本花織(シスメックス)がフリー2位の146・95点をマークし、合計217・98点で準優勝。女子66年ぶりの4連覇はならなかった。全てのジャンプを着氷し、迫真の「シカゴ」で演技途中から観客総立ちで称えられた。「最後までこれが鳴り止まないでほしいなと言う気持ちで最後までできた」と振り返った。
最終滑走のアリサ・リュウ(米国)が優勝すると、拍手で称えた後に号泣。2人で熱い抱擁を交わすと、また涙があふれた。「アリサの優勝はうれしかったんですけど、その後に悔しすぎて、今までで一番悔しかった。泣いても泣いても涙が止まらない。こんなにも悔しい試合は久々でした」と振り返り「正直気持ちが整理し切れていない」と胸中を明かした。