佐々木尽が初の世界挑戦準備のため渡米 30日にWBO世界ウエルター級戦視察へ 試合後は勝者に挑戦状も
ボクシング東洋太平洋＆WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者でWBO世界同級2位の佐々木尽（23＝八王子中屋）が28日に米ラスベガスへ渡米したことを29日、所属ジムが発表した。
佐々木は29日（日本時間30日）に同地で行われる、WBO世界ウエルター王者ブライアン・ノーマンJr（24＝米国）とWBO同級13位で挑戦者デリック・クエバス（30＝プエルトリコ）によるタイトルマッチを観戦予定。試合後はリングインし、勝者に挑戦状を出す可能性もあるという。
また視察後は交渉中の世界戦実現に向けて、4月下旬まで同地でスパーリング合宿を予定。八王子中屋ジム前会長の中屋廣隆チーフトレーナーと、同僚のワチュク・ナァツ（27）も後日合流するという。
日本人初のウエルター級世界王者を目指す佐々木は、ジムを通じて「今回はWBO世界ウエルター級タイトルマッチを観に行かせていただきます。今回は挑戦状を準備してきましたので、もしチャンスがあれば勝者にリング上で挑戦状を言い渡したいなと思っております。もしそれがかなえば凄くうれしいなと思っております。生で見る世界ウェルター級タイトルマッチ楽しみです！」とコメントした。
