【センバツ】準優勝の智弁和歌山「誰も引きずっていない」決勝から一夜明け宿舎を出発
2025年3月31日(月)12時37分 スポーツ報知
宿舎を出発する智弁和歌山のエース右腕・渡辺颯人(左から2人目)
第97回センバツ高校野球大会(甲子園)で準優勝に輝いた智弁和歌山の中谷仁監督、選手らが31日、宿舎を出発した。
出発前に取材に応じた中谷監督は、「今朝から夏に向いているなと。誰も引きずっていないというか、みんな前に向いている状態」と、決勝から一夜明けた選手の様子を確認。敗戦の悔しさから昨夜は12時を過ぎても寝付けなかったという山田希翔(まれと)主将も「あと一歩のところまで行って、そこで感じたものがある。しっかりレベルを上げてやっていきたい」と、気合を入れ直した。
今大会は、千葉黎明との1回戦でエース右腕の渡辺颯人(3年)が90球完封のマダックス(100球未満の完封)を達成。優勝した21年夏以来の勝利を挙げた。2回戦では“ノーサイン野球”のエナジックスポーツ(沖縄)を破り、準々決勝では昨秋明治神宮大会準Vの広島商を退けた。浦和実(埼玉)との準決勝は、苦手としてきた軟投派左腕、石戸颯汰(3年)を攻略して決勝に駒を進めたが、横浜(神奈川)に4—11で敗れて31年ぶりの春制覇とはならなかった。指揮官は、課題も出た大会だと振り返った上で、「日本一を目標にしながらも、まさかこうやって決勝に勝ち進めるとはイメージしていなくて。最近は初戦敗退続きだったので。一つ勝つことの難しさにチャレンジしていくんだというところで取り組んでやったことが、結果的には4つ勝てるところまで行けたのは、自信になる部分とやっていることは間違っていなかったという確認にはなった」と話した。