「常にチャレンジした中盤の戦士」フル出場で首位浮上に貢献した遠藤航が”安定”の高評価!「力強いタックルを見せた」

2024年4月1日(月)12時45分 ココカラネクスト

中盤で存在感を発揮し続ける遠藤。リバプールに欠かせぬ存在だ(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は、現地時間3月31日に行われたプレミアリーグ第30節のブライトン戦にスタメン出場。ホームで2−1と勝利した一戦で、4−3−3フォーメーションのアンカーでフル出場した。

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 立ち上がりはブライトンの攻勢を受け、右サイドを崩されると、ペナルティエリア内でルーズボールを拾ったダニー・ウェルベックにゴールを許した。失点シーンにおける遠藤のプレーについて、『THIS IS ANFIELD』からは「(フィルジル・)ファン・ダイクと同様、ウェルベックに十分に近づけず、先制ゴールに絡んだことには満足していないかもしれない」と指摘されている。

 だが、パッとしなかったのは試合の入りくらいで、遠藤は7分に左サイドでボールを奪い、攻撃時にはビルドアップに積極的に関わる。27分にルイス・ディアスが同点ゴールを決めたあとの29分には、自陣で身体を張ったシュートブロック。さらに53分にも素早いチェイシングからクリーンにボールを刈り取り、後半にも守備で“らしさ”を見せつけた。

 英紙『Daily Mail』による遠藤への評価は「しばしば深い位置まで下がる好感が持てるプレー。ファン・ダイクと(ジャレル・)クアンサーと3バックのような形を作っていた」との寸評で採点「6」止まりだったが、日本代表MFの活躍ぶりは地元リバプールの複数メディアからは軒並み採点『7』で称賛された。

「ピッチ中央で何度か力強いタックルを見せ、ウェルベックの前で何度かスクリーンとして役に立った。いくつかミスもあったが、全体的に安定していた」(『LIVERPOOL.COM』)

「序盤はブライトンのカウンターのスピードに対応するのが難しかったが、すぐにタックルを決めるようになった。後半はプレッシャーをかけ続け、いくつかの好守備からヘディングシュートを放った」(『LIVERPOOL ECHO』)

「中盤の戦士として、常にチャレンジし、必要なときにはクリーンアップする。リバプールの同点ゴールの直後には、(シモン・)アディングラを阻む重要なブロックを決めた」(『AnfieldWatch』)

 65分にはモハメド・サラーが逆転ゴールを決め、2−1で勝利したリバプールは首位に浮上。ディアス、サラーが得点と攻撃陣の活躍が目立ったものの、彼らを下支えしていたのは、現地メディアからも称えられたアンカーの遠藤でもあっただろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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