今永昇太のMLBデビュー戦は「素晴らしいとしか言いようがない」 気温7度の中「半袖で“ノーヒッター”を達成」と番記者も絶賛!

2024年4月2日(火)11時48分 ココカラネクスト

今永のデビュー戦は上々の出来。これからが楽しみだ(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地4月1日(日本時間2日)、本拠地のリグレーフィールドで行われたロッキーズ戦に登板し、6回92球2安打無失点という内容でメジャー初勝利を挙げた。

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 今永は、初回に135キロのスプリットでロッキーズの2番ブレンダン・ロジャーズを空振り三振に切って取り、メジャーで初めての奪三振を記録すると、『MLB.com』のX上でもその様子が動画付きで紹介された。今永はその後、毎回の9奪三振という圧巻の投球を披露した。

 『MLB.com』のカブス番記者であるジョーダン・バスティアン氏は、今永のカブス入団からMLBデビュー戦に至るまでの軌跡を振り返り、「彼はこの春、ユーモアのセンスと真面目な仕事ぶりでチームメイトとすぐに仲良くなった。左利きの彼は、情報を取り入れて即座に調整を適用する能力で監督から高い評価を得た」と伝えている。

 また、同記者は、今永のデビュー戦の結果について「素晴らしいとしか言いようがない」と称え、「リグレーフィールドで行われたロッキーズ戦で、寒い中半袖を着て“ノーヒッター”を達成した」と、気温7度という寒さの中で、6回2死まで無安打無失点の快投を見せた左腕を絶賛した。

 今永はこの日、6回2死から2安打を許して二死一・二塁と得点圏に走者を背負ったが、3番のノーラン・ジョーンズを149キロの直球で空振り三振に仕留めてピンチを切り抜ける。マウンドを降りる今永にスタンドから大きな拍手が送られ、直後に味方打線が3点を先制し、勝利投手の権利を得た。

 バスティアン記者は「5回2/3イニングのノーヒットノーランは、カブスの投手では少なくとも過去50年間におけるMLBデビュー戦での最長記録として、アマウリー・テレマコ(1996年5月16日)に並んだ」と紹介し、「30歳のルーキーは9奪三振を記録したが、これは少なくとも1901年以降のカブスの投手で、MLBデビューとしては2番目に多い記録となった」と、カブスの歴史に名を刻む好投を伝えた。

 デビュー戦でカブスのファンを熱狂させた30歳の“オールド・ルーキー”は、今後もどんな投球を見せてくれるのか。次戦の登板が早くも待ち遠しくなってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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