ド軍メイ 生命の危機から685日ぶり復帰登板に感慨深げ「野球をすることなんて考えられなかった」

2025年4月2日(水)15時12分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ ドジャース3—1ブレーブス(2025年4月1日 ロサンゼルス)

 ドジャースのダスティン・メイ投手(27)が1日(日本時間2日)、本拠でのブレーブス戦に先発登板。2023年5月17日のツインズ戦以来685日ぶりのメジャー登板で、5回1安打1失点(自責0)、6奪三振と好投し、チームのロサンゼルス移転後最長の開幕7連勝に貢献した。

 メイは2019年にメジャーデビュー。MLBで通算46試合(先発34試合)に登板し12勝9敗、防御率3.10。ローテの軸として期待されてきたが、近年は相次ぐ故障で、2021年シーズン以降はわずか20試合の先発登板にとどまっている。2021年は内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)、2023年は肘の内側に位置する屈筋腱の修復手術を行った。昨季中の復帰を目指していたが、7月の夕食中に喉と腹部の痛みを感じた後に、食道が破れたり避けたりする「食道裂傷」の手術を受けることとなり、シーズン全休。生命の危機から復活を果たした。

 この日は2回1死一、二塁から遊ゴロを処理し、自らベースを踏んで一塁へ送球しようとしたベッツがボールをうまく握れずに一塁へ悪送球して先制点を許した。しかし、失点はこの1点だけで5回を1安打1失点(自責0)で6個の三振を奪い、完全復活を印象づけた。

 試合後、メイは取材に対し「登場曲が違って少し戸惑ったけど大丈夫だった」と苦笑いしつつ、この日のマウンドについては「良い立ち上がりだった。最初の打者には多くの感情があふれ出た。オープン戦初登板で大きな重荷が下りた感じがして、リラックスして登板できた。本当にうまくいった。自分の投球がまだ通用すると分かったことは私にとって大きな意味があった」と振り返った。

 食道裂傷の手術を受ける前についても「食道が痛くなる前は復帰まであと1カ月に迫っていた。食道が痛くなって本当にリセットされたような感じで、できることは何もなかった。野球をすることなんて考えられなかった。私はただ健康を取り戻すことだけ考えていた。私は以前は感情に支配されがちだったが、少し冷静でいられるようになった。それが私の最大の成果の一つ。今この瞬間を生きようと、何が起こっても全てうまくいくように努めるようになった」と感慨深げに振り返った。復帰登板で好投し「メジャーデビュー戦とは全く違い、自分にとってはるかに大きな登板となった。今夜はメカニクス面でも内容面でも最高の気分」と満足げに話した。

 デーブ・ロバーツ監督はメイの投球について「彼は感情を本当にうまくコントロールした。投球の出来によっては、もっと不安や緊張が出てくるだろうと思ったが、彼はそれをうまく抑えていた。本当にうまく抑えていて、5イニングを投げきって勝利したのを見て本当にうれしく思っている。それでも、もっと投げたいと言っているのは良い兆候。私は彼にこの試合を楽しんで、今夜の勝利を楽しんでと伝えた。彼は素晴らしい投球をした。もっと期待してほしいし、祝福したい」と称えていた。

スポーツニッポン

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