日本代表戦控えるインドネシア代表、神戸DF松田陸と富山FW松田力の招集計画か

2025年4月4日(金)11時15分 FOOTBALL TRIBE

松田陸(セレッソ大阪在籍時) 写真:Getty Images

 DFサンディ・ウォルシュ(横浜F・マリノス)をはじめオランダ出身の帰化選手を多数擁しているインドネシア代表。2025年6月にFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表戦を控えるなか、インドネシア人の父親を持つDF松田陸(ヴィッセル神戸)とFW松田力(カターレ富山)の招集にむけて注力している可能性があるという。


 韓国メディア『マイデイリー』は4月2日、インドネシアメディア『Suara』の報道内容を引用する形で「インドネシアにはヨーロッパでプレーする選手のみならず、日本で活躍する選手もいる」とリポート。松田兄弟の名前や挙げ、両選手の2025シーズンの成績を紹介した上で、「彼らは日本生まれだが、父はインドネシア出身。インドネシア代表チームは彼らに接触した」などと、日本人選手の招集計画を伝えている。


 一方で同国メディア『OKEZONE』は3日、PSSIの動向について「6月の中国戦、日本戦に向けて追加で帰化選手を招集するだろう」とリポート。追加招集の可能性がある選手に、日本代表MF田中碧のチームメイトであるDFパスカル・ストライク(リーズ・ユナイテッド)ら5名を挙げているが、松田兄弟の名前は含まれていない。


 松田兄弟はセレッソ大阪でチームメイトだった2021年10月、インドネシアメディア『skor』のインタビューで、インドネシア代表でプレーする可能性に言及。陸が「どうですかね。できれば挑戦してみたいですけど、インドネシアのサッカーのレベルをまだ分かっていないですね」と答えると、力は「いつでもいいですよね?オファーがあれば」とコメントしていた。


 松田陸は2024年1月にC大阪からG大阪へ完全移籍も、同シーズン限りで退団。2025年2月に神戸へ加入しており、今季はここまでリーグ戦2試合でスタメン出場している。一方の松田力は2021年にC大阪を退団すると、2022年から3シーズンにわたり愛媛FCでプレー。愛媛を契約満了により退団して富山へ移籍すると、新天地で主力選手として活躍。J2リーグ戦6試合のスタメン出場で1ゴールを挙げている。

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