米記者が爆笑した今永昇太の“ユーモラス” 日本人左腕の娯楽性に同僚も脱帽「ショウタは最も礼儀正しく、最も尊敬に値する人」

2025年4月5日(土)17時0分 ココカラネクスト

パドレス戦で快投を披露し、グラウンド外では米記者たちを笑わせた今永。(C)Getty Images

 マウンドでは衝撃、そしてグラウンド外では“笑撃”を——。カブスの今永昇太は、今まさに絶好調だ。

 現地時間4月4日、今永は本拠地で行われたパドレス戦に先発登板。7回1/3(91球)を投げ、被弾打4、1失点、無四球、4奪三振の好投。チームも3-1と接戦をものにし、今季2勝目をマークした。

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 開幕7連勝中と波に乗っていたパドレスの快進撃をぴしゃりと食い止めた今永。名門でエースの地位を確立する左腕の娯楽性は、どこまでも尽きない。

 試合後にカブスの試合中継を担っている地元スポーツ専門局『Marquee Sports Network』などの取材に対応した31歳は、降板時に巻き起こったカブス・ファンの大歓声について問われ、「以前、この歓声をアラームにすることができたらきっと寝起きもいいんじゃないか、という話をここでさせてもらったことがあるが、それは大きな間違いだなと今日気づいた」とポツリ。そして、「きっとこの大歓声をアラームにしてしまったら、ずっと聞いていたいから多分僕は球場に遅刻してくるかなと思います」と強調した。

 昨年5月7日のパドレス戦後の会見で、「最近寝起きが悪いので、あの歓声をアラームにしたらすっきり起きられるかなと思います」と発言していた今永。その“伏線”を見事に回収した左腕のユーモラスな回答に米記者たちからも思わず笑いが起こった。

 地元メディアで「投げる哲学者」とも称される今永のファニーな一面は、チームメイトたちも認めるところだ。今春に東京ドームで行われたMLB開幕シリーズにおいて「PCA」の異名が話題となったピート・クロウ・アームストロングは「常に彼らしくやってくれている」とコメントし、尊敬の想いを口にした。

「ショウタは間違いなく、僕がこれまでに出会った人の中で最も礼儀正しく、最も尊敬に値する人だ」

 名門で声価を高め、同僚の心をも掴んで離さない今永。その一挙手一投足には今後も熱視線が注がれそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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