Rソックス・ホークが3回途中11失点KO 2桁失点は今季2度目 米記者が不名誉記録を紹介
2025年5月13日(火)10時2分 スポーツニッポン
◇ア・リーグ レッドソックス—タイガース(2025年5月12日 デトロイト)
レッドソックスのタナー・ホーク投手(28)が12日(日本時間13日)、敵地でのタイガース戦に先発も3回途中11失点でノックアウトされた。
立ち上がり、先頭・カーペンターに右前打を許すと、続くトーレスに先制2ランを被弾。1死も奪わないうちにわずか4球で2点を失った。
2回こそ3者凡退に打ち取ったものの3回にタイガース打線につかまり、自身の四死球や暴投に加え、スウィーニーに3ランを被弾するなど一挙9失点。この回途中でマウンドを降りた。
ホークは4月13日(同14日)のレイズ戦でも3回途中12失点KOされており、これで今季2度目の2桁失点。防御率は8・04となった。
米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者が自身のX(旧ツイッター)で「レッドソックスの歴史上、3イニングまでに10失点以上した先発投手は1983年ダグ・バード(2回2/3を11失点)だけだった。ホークはこの1カ月の間に2度、それをやってのけた」と不名誉な記録を紹介した。
ホークは2017年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でレッドソックスから指名され、20年にメジャーデビュー。昨季は30試合で9勝10敗、防御率3・12だった。今季はこの日を含め9試合に登板もまだ白星はつかめていない。