日本ハム吉田がプロ初アーチから2戦連発!バット二刀流で3番起用に応えた
2025年4月5日(土)6時0分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム3−4オリックス(2025年4月4日 エスコンF)
昨季規定未到達ながら、防御率1・91をマークしたオリックス・宮城が相手だった。球界を代表する投手に、日本ハム・吉田は「普通に打っていても、打てないのは分かっていた」。愛用する重心がヘッド寄りにあるトップバランスから、重心がグリップ側にあるカウンターバランスのバットに替えて左腕を攻略してみせた。
「3番・左翼」で先発し、2点差を追う6回2死からだ。1ストライクから宮城の外角高め147キロ直球をかぶせるようにはじき返し、右翼フェンス奥のブルペンへ突き刺した。プロ初本塁打を放った2日の古巣・ソフトバンク戦に続く2試合連発となる2号ソロ。「あそこの高さがファウルにならなかったのは良かった」とうなずいた。
トップバランスは遠心力を生かして飛距離を狙うが、重くバットコントロールが難しい。逆にカウンターバランスは飛距離は望めないが、軽くて扱いやすい利点がある。昨季ソフトバンクのダウンズが使用していたバットを参考に、今年から“二刀流”で使い分け「ロマンはないけどコンタクトできる」と効果を口にした。
この日に左脇腹の違和感で離脱していた水谷が、イースタン・リーグで実戦復帰。左翼は松本剛、今川、矢沢ら激しい競争が続くが、「そこばかり考えてはいけない。周りは気にしないで、自分に集中したい」。同率で並んでいた首位対決の初戦を落としたが、昨オフにソフトバンクから現役ドラフトで加入した男が強い光を放っていた。(清藤 駿太)