広島DF中野就斗がロングスローで決勝点演出…スローの極意は「声援」

2025年4月6日(日)20時0分 スポーツ報知

ハイタッチで勝利を喜ぶDF中野(右)とDF荒木(カメラ・義村 治子)

◆明治安田J1リーグ▽第9節 広島2—1C大阪(6日・エディオンピースウイング広島)

 広島がC大阪に勝利し、2位に浮上した。1—1で迎えた後半41分、DF中野就斗のロングスローから、最後はDF荒木隼人が押し込んで逆転。荒木は今季初得点に加え、昨年年2月に開業した新ホームでも自身初ゴールとなり、「今日のような試合で決勝点につながってうれしい」と大歓声に酔いしれた。

 押し込まれていた前半の雰囲気を一変させたのは、中野のロングスローだ。後半に入り、決勝点以外にも再三好機を演出。確実にゴール前へ運ぶコツを聞かれると、「声援ですかね」と言い切った。続けて「手が離れてからは本当に皆さんの応援の力なので。僕としてもよく分からない」。照れ笑いを浮かべながら、サポーターへの感謝を伝えた。

 ミハエル・スキッベ監督(59)も「セットプレーからいい形で得点につながってうれしく思う」と称賛。川崎、岡山と並ぶリーグ最少失点の守備だけでなく、多種多様な攻撃スタイルが広島の勢いに拍車をかける。(森口 登生)

スポーツ報知

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