「ゴールの遺伝子を引き出している」日本人最多6得点の久保建英を現地メディアが絶賛!

2023年4月10日(月)20時1分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 久保建英の好パフォーマンスが続いている。4月8日に行われたラ・リーガ第28節ヘタフェ戦で今季6ゴール目を記録し、レアル・ソシエダの2−0での勝利に貢献した。

 1点リードで迎えた後半15分、左サイドで味方がボールを繋ぎ攻めあがると、久保はフリーとなりゴール前へ。相手陣内左サイドからグラウンダーのクロスが送られると、フリーとなっていた背番号14がゴールに押し込んだ。

【動画】ゴール前でドフリーに!久保建英がクロスから決めた今季6得点目の実際の映像

 久保は前半にも、PKで先制点が生まれた際に起点となるクロスを供給しており、まさにチームの攻撃の核として、決定的場面で存在感を示し続けている。

 そして、今季のリーグ戦6ゴール目は、2017ー2018シーズンのエイバル・乾貴士がマークした5得点を上回り、ラ・リーガでの日本人最高得点数となった。また、記念すべきこの日のゴールはそれ以外でも現地メディアで大きく報じられている。

 スペインサッカーサイト『MUNDO DEPORTIVO』では、久保のスペインでのキャリアでのゴール数を振り返りながら、今季の活躍が特筆すべきものであると紹介している。

 4月9日に配信されたトピックでは「タケ・クボは、シーズンを通して安定したパフォーマンスを維持しているリアリストの一人だ。そして、彼はまた、これまで隠していたゴールスコアリングの遺伝子を引き出している」として、ここまでの得点力を強調した。さらに「彼は、ここ最近でのチームの3つの白星 (エスパニョール、エルチェ、ヘタフェ) でゴールを挙げており、さらに、今季の6得点はいずれもチームが勝利した試合でマークした」と貢献度も称えている。

 さらに「最も驚くべき記録」として、今季のゴール数が、過去のクラブ在籍時の合計に並んだとして「タケ・クボがレアル・ソシエダでのリーグ戦25試合で、マジョルカ(63試合で5得点)、ヘタフェ(18試合で1得点)、ビジャレアル(13試合で0得点)94試合よりも多くのゴール(6ゴール)を決めている」と指摘。

 また「他のチームでは 計7アシストだったことに対し、ほぼ4分の1の試合で5アシストを記録している」とアシスト数にもフォーカス。その上で「この日本人は今シーズン、リーグでチームのトップスコアラーになる勢いをみせている。要注目だ」と今後への期待を寄せ、記事を結んでいる。

 これで、カタールW杯以降、4ゴールと、シーズンが進むにつれ決定力を増し続けている久保建英。成長を続ける21歳が、チームの躍進を力強く支えている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「久保建英」をもっと詳しく

「久保建英」のニュース

「久保建英」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ