ソシエダ、最下位アルメリアと痛恨ドローで4連勝逃す…久保建英は70分からピッチへ

2024年4月15日(月)5時57分 サッカーキング

ソシエダは最終盤に退場者を出しPKを献上 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第31節が14日に行われ、レアル・ソシエダとアルメリアが対戦した。

 ここまで30試合を消化し、13勝10分7敗・勝ち点「49」の成績で6位につけているレアル・ソシエダ。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位アトレティコ・マドリードや、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位アスレティック・ビルバオとはポイント差が開いているものの、直近は3連勝中と波に乗っている。最下位アルメリアを本拠地に迎える乗り込む今節は、今シーズン初の4連勝を目指す。日本代表MF久保建英はベンチからのスタートとなった。

 試合開始早々にアルセン・ザハリャンの右CKからチャンスを作ったレアル・ソシエダは、シェラルド・ベッカーとアンデル・バレネチェアの“両翼”にボールを集め、クロスを多様し相手ゴールに迫っていく。しかし、大きなチャンスを作れずにいると、30分に一瞬の隙をつかれて失点。マルク・プビルが前線にロングボールを入れると、アマリ・トラオレとの競り合いを制したアドリ・エンバルバがGKとの1対1へ持ち込み、そのまま冷静にネットを揺らした。

 しかし、レアル・ソシエダもすぐさま反撃。失点からわずか2分後、ミケル・メリーノのパスを受けたハビ・ガランが左足で鋭いクロスを供給すると、これに走り込んだのはベッカー。右足の足裏で巧みにゴールへ蹴り込み、あっという間に試合を振り出しに戻した。39分、中央をドリブルで持ち上がったハビ・ガランがボックス内で左足を振り抜き、こぼれ球にベッカーが反応するも、シュートはいずれもGKイス・マシミアノのスーパーセーブに阻まれる。

 44分には右サイドを崩すと、ベッカーのマイナスの折り返しにマルティン・スビメンディが合わせたが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃。試合のペースを握り、多くのチャンスを作り出すも、勝ち越すゴールを奪うまでには至らず、前半はこのまま1−1で終了した。

 後半もレアル・ソシエダが主導権を握る。49分、メリーノが敵陣左サイド深くで起点を作り、ハビ・ガランの折り返しにミケル・オヤルサバルが合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められず。59分にはスビメンディがボックス内右へ浮き球を送り、ベッカーがダイレクトでこれを折り返す。最後はファーサイドに詰めたオヤルサバルが蹴り込み、レアル・ソシエダが逆転に成功した。

 70分、バレネチェアとの交代で久保がピッチへ。試合はレアル・ソシエダが1点リードを保ったまま終盤を迎える。86分、ロングボールに抜け出したラージー・ラマザニがゴール前へ折り返すと、アントニー・ロサノがイゴール・スベルディアに倒され、アルメリアがPKを獲得。なお、決定機を阻止したスベルディアにはレッドカードが提示された。これをエンバルバが冷静に沈め、アルメリアが試合を振り出しに戻す。

 試合はこのまま終了し、レアル・ソシエダは4連勝を逃した。次節は21日に行われ、レアル・ソシエダはアウェイでヘタフェと、アルメリアはホームでビジャレアルと対戦する。

【スコア】
レアル・ソシエダ 2−2 アルメリア

【得点者】
0−1 30分 アドリ・エンバルバ(アルメリア)
1−1 35分 シェラルド・ベッカー(レアル・ソシエダ)
2−1 59分 ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)
2−2 88分 アドリ・エンバルバ(PK/アルメリア)

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