前節負傷交代の久保建英はいまだ別メニュー調整 現地メディアが次節出場に言及「まだ時間はある」

2024年4月10日(水)16時30分 ココカラネクスト

久保はまだ全体練習に合流できていないという。週末には間に合うだろうか(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英がチームの全体練習に不参加となっていると、スペインメディアが報じている。

 久保は現地時間3月31日に行われた、ラ・リーガ第30節のアラベス戦にスタメン出場したものの、前半終了間際に筋肉系の負傷で自らピッチに座り込み、プレー続行が不可能に。結局、44分で交代によりピッチを後にすることとなった。

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 試合後には怪我が軽傷であるとの関係者による見解も聞かれたものの、現在まで練習に参加できていないことがスペイン国内で伝えられている。4月14日の日曜日には第31節、ホームでのアルメニア戦が行われるが、各メディアでは出場を危ぶむ声も上がっているようだ。

 サッカーサイト『MUNDODEPORTIVO』では、4月9日のレアル・ソシエダの練習の様子を伝えており、「イマノル・アルグアシルは日曜日のリーグ戦に備え、前日と同じメンバーによるトレーニングを指揮した」と説明。「タケ・クボは再び施設内で負傷からの回復に努めたということだ」と日本人MF不在だったことを強調しており、その上で「クボは今も右ハムストリングの負傷に苦しんでいる」として、回復に至っていないと綴っている。

 また、クラブの地元メディア『Noticias de Gipuzkoa』でも、「レアル・ソシエダ、クボはまだ自主トレ中」と銘打ったトピックを4月9日に配信。その中で、「タケフサ・クボは、リーガ・エスパニョーラの前節アラベス戦で負傷交代した後、まだ他のチームメイトと一緒に練習することができない」と報じるとともに、「日本人にはまだ回復して、日曜午後からアノエタで行われるアルメリア戦のイレブンに入る時間はある」とも見通している。

 だが、その一方では「クボが最終的に回復しなければ、当然ながらトレーニングから外れている、アイヘン・ムニョス、カルロス・フェルナンデスらとともに、長期離脱組に加わることになる」とも指摘している。

 前節から2週間の間をおいて行われるゲームでの欠場の可能性も囁かれる久保。シーズン終盤に来て、疲労の蓄積もある中で、今回の怪我が今後にどのように響くのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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