セビージャの“希望”となった23歳FWがハムストリング負傷…一足先に今シーズンに別れ告げる

2024年4月30日(火)16時49分 サッカーキング

セビージャは29日、FWイサーク・ロメロのメディカルレポートを報告 [写真]=Getty Images

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 セビージャは29日、FWイサーク・ロメロのメディカルレポートを報告した。

 混迷を続けたセビージャの“希望”となったカンテラーノが、センセーショナルなシーズンに少しだけ先に別れを告げることになった。今回の発表によると、28日に行われたベティスとの“エル・グラン・デルビ”に先発出場したものの、15分に負傷交代を余儀なくされたイサーク・ロメロは、右ハムストリングの腱の損傷(グレード2〜3)と診断されたとのことだ。全治は約6〜8週間が見込まれており、「今シーズンの残りの期間に、競技に復帰することはできない」と明らかにしている。

 現在23歳のイサーク・ロメロは今冬1月にトップチーム昇格を果たすと、デビュー後2試合目となったコパ・デル・レイのヘタフェ戦でトップチーム初ゴールを含むドブレーテを達成。それ以降も、ラ・リーガで4得点4アシストを記録するクラブ最大のサプライズに。16位に低迷していたセビージャは、同選手の到来を境にラ・リーガ13試合で6勝3分4敗と勝ち越して13位に浮上するなど、まさに“救世主”となっていたのだ。

 そんなイサーク・ロメロに関しては、まもなくセビージャとの契約延長に向けた交渉が開始されるという。スペイン紙『マルカ』によると、当初はシーズン終了後に延長交渉が始まる予定だったものの、同選手の負傷と残留争いから抜け出した状況を踏まえ、前倒しする模様。新契約は2027年夏までで、年俸はパフォーマンスに見合った金額にまで引き上げられるとのこと。また、契約解除条項も盛り込まれることを併せて伝えている。

 ケガから復帰する来シーズン、イサーク・ロメロがクラブを欧州に連れ戻すのだろうか。セビージャのニュースターの活躍に期待しよう。

サッカーキング

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