「優勝候補と見なされなくても…」地元出身としてマジョルカを牽引するアブドンが、コパ・デル・レイ決勝前に語る

2024年4月5日(金)23時26分 サッカーキング

コパ・デル・レイ決勝を戦うマジョルカのアブドン・プラツ[写真]=Getty Images

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 エスタディオ・オリンピコ・セビージャ(通称ラ・カルトゥハ)でマジョルカとアスレティック・ビルバオが対戦するコパ・デル・レイ(国王杯)の決勝を前に、ファイナリストであるマジョルカ所属のスペイン人FWアブドン・プラツが自らの想いを語った。5日、スペインメディアの『マルカ』が同選手へのインタビューを掲載した。
 
 現在31歳のアブドン・プラツはマジョルカの本拠地となるマジョルカ島出身。マジョルカの下部組織を経て、マジョルカBやテネリフェ、ラシン・サンタンデールなど複数のクラブを渡り歩いたのち、2017年7月からマジョルカに復帰。今シーズンはこれまで公式戦33試合に出場し11ゴール2アシストを記録し、主力としてマジョルカをけん引している。

 アブドンはファイナリストになった意味を問われると「自分は、小さいころから人生のクラブであるマジョルカでこのような重要な試合でプレーすることを夢見てきた。マジョルカに優勝カップを持ち帰る大きな希望を持っている」と語り、地元クラブで優勝を果たしたいと語った。

 また、アスレティック・ビルバオが優位だと見られていることを指摘されると、アブドンは「人々は自分の意見を表現する自由があるし、マジョルカが優勝候補として見られなくてもその意見を尊重する。けれど、最終的により多くのプレッシャーを感じるのはアスレティック・ビルバオになるだろう。自分たちは優勝を達成できると確信している。相手を難しい状況に追いやり、自分がマジョルカに来てからの7年間がこのような重要な試合のために大きく役立つと信じているんだ」と語り、劣勢と見なされてもこれまでの経験を活かし優勝を勝ちとる強い気持ちがあることを強調した。

 なお、マジョルカは2002−03シーズン以来2回目の、アスレティック・ビルバオは25回目のコパ・デル・レイ優勝を目指して戦う。試合は4月6日の29時(日本時間)キックオフ予定。日本では「U-NEXT(ユーネクスト)」で独占配信される。

 

サッカーキング

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