なでしこジャパン、パナマ女子代表に快勝! 菅澤ハット、清水&杉田初ゴールなど7得点

2021年4月11日(日)15時23分 サッカーキング

なでしこジャパンがパナマ女子代表と対戦した [写真]=金田慎平

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 11日、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)がパナマ女子代表と対戦した。

 現在FIFAランキング10位のなでしこジャパンは、8日に行われたパラグアイ女子代表戦からスターティングメンバーを5人変更。9日に合流したばかりのMF長谷川唯(ミラン)に加え、GK山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)やFW籾木結花(レインFC)らが先発入りを果たした。

 試合開始早々、なでしこジャパンが先制に成功する。9分、敵陣ペナルティエリア左へドリブルで進入したFW岩渕真奈が、右足のアウトサイドでシュート。これは相手GKに防がれるが、こぼれ球をFW菅澤優衣香がゴールネットへ流し込み先制点を記録した。

 序盤からリズムを掴んだなでしこジャパンは、16分にも得点を挙げる。敵陣ペナルティエリア中央手前でボールを受けた菅澤は、ペナルティエリア内右に位置したDF清水梨紗へパス。清水はボディフェイントで相手DFを剥がし前を向くと、右足のシュートをゴール左へ決めた。清水の代表初ゴールで、なでしこジャパンはリードを2点に広げる。

 勢いに乗るなでしこジャパンは32分、ペナルティエリア左から放った菅澤のシュートは防がれるが、こぼれ球に反応した長谷川がワンタッチでループ気味にゴールへと流し込んだ。長谷川の芸術的なゴールによって、試合は3ー0となる。

 そして42分、長谷川からのパスで敵陣ペナルティエリア左へ抜け出した菅澤は、一度は相手選手に阻まれボールから離れるも、左足でゴールへと押し込んだ。さらにその3分後には長谷川のパスを受け相手GKと一対一となった岩渕が、ペナルティエリア左から左足でシュート。これは右のポストに弾かれるも、ゴール前へ詰めていたFW籾木結花がゴールへと押し込んだ。試合は5ー0というスコアでハーフタイムを迎える。

 迎えた後半、敵陣ペナルティエリア左へ抜け出した岩渕が、ゴール前へ柔らかいクロスを供給。これを菅澤が丁寧に頭で合わせ、ハットトリックを記録した。なでしこジャパンはリードを6点に広げる。その3分後、高倉麻子監督は岩渕、菅澤、籾木の3選手を交代。そして71分、その交代出場のMF杉田妃和が敵陣ペナルティエリア手前左から、左足でミドルシュート。ボールは相手GKの手をかすめてネットへと収まった。杉田の代表初ゴールで、スコアは7ー0となる。

 その後もなでしこジャパンはボールを保持する展開となるが、スコアは動かず試合終了。勝利したなでしこジャパンは、前回のパラグアイ女子代表戦に続き2試合連続で7得点を記録した。

【スコア】
なでしこジャパン 7ー0 パナマ女子代表

【得点者】
1ー0 9分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)
2ー0 16分 清水梨紗(なでしこジャパン)
3ー0 32分 長谷川唯(なでしこジャパン)
4ー0 42分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)
5ー0 45分 籾木結花(なでしこジャパン)
6ー0 56分 菅澤優衣香(なでしこジャパン)
7ー0 71分 杉田妃和(なでしこジャパン)

サッカーキング

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