“インディジャパン”がバーチャルで復活! iRacingチャレンジ第4戦の舞台はツインリンクもてぎに

2020年4月14日(火)10時48分 AUTOSPORT web

 4月13日、NTTインディカー・シリーズは新型コロナウイルス感染拡大の影響により実際のレースが開催できない代わりに、ドライビングシミュレーターの『iRacing』を使って行っているバーチャルレース『インディカー・iRacingチャレンジ』の第4戦が4月18日にツインリンクもてぎで開催されると発表した。


 iRacingチャレンジは、新型コロナウイルスの影響でアメリカでも外出自粛が強いられるなか、実際のインディカードライバーたちが自宅に設置されたシミュレーターのiRacingで対戦するというもの。ところどころでバーチャルらしさはあるが、走行シーンやバトルは非常に精巧。テレビ中継もされ、多くのファンが自宅で観戦している。


 そんなiRacingチャレンジは、これまでワトキンスグレン、アラバマ、オーバルのミシガンと実際に開催されるコースを舞台にして行われてきたが、第4戦は『ランダム・ドロー』とされており、これまで“開催地”が発表されていなかったが、このコースがツインリンクもてぎになることが明らかにされた。


 ツインリンクもてぎでの『インディジャパン』は1998年からCARTチャンプカーの一戦として開催され、2003年からIRLとして開催。2011年には東日本大震災の影響でロードコースでの開催だったものの、2010年まではオーバルとして開催されてきた。


 震災でオーバルがダメージを受けたこともあり、2012年以降は開催されていないインディジャパンだが、バーチャルとはいえ復活することになったのは嬉しいところ。しかも第4戦からは佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン)も参戦の方向で調整中。また、ふだんインディカーを日本で放映しているGAORAも中継を検討中とのこと。


 インディカーの発表はまだ公式Twitterのみで、オーバルなのかロードなのかも明かされていない。第3戦ウイナーのシモン・パジェノーは「オーバルレース! やったぜ!」と喜んでおり、また画像を見るにオーバルの可能性は高いだろう。この報せには琢磨もTwitterで「次のラウンドはなんと #ツインリンクもてぎ に決まりました! 公式練習が始まるまでにシミュレーターの部品が全部そろいますように……祈る!」とコメントしている。



満員のスタンド(?)のなか行われたインディカーiRacingチャレンジ第3戦ミシガン


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