マセラティ、新型スパイダー『MC20チェロ』を日本初公開。限定車をオートモビルカウンシルに出展

2023年4月14日(金)21時33分 AUTOSPORT web

 マセラティは、4月14日(金)から16日(日)にかけて幕張メッセで開催中の『オートモビルカウンシル2023』で、同社の新型スパイダー(オープンモデル)『MC20チェロ』を初めて日本で一般公開した。今回展示されているのは、新色となる“アクアマリーナ”のボディカラーを纏った限定車『MC20チェロ・プリマセリエ・ローンチ・エディション』だ。


 マセラティの新時代を象徴するフラッグシップモデルであるMC20。そんなMC20に追加されたスパイダーに名付けられた“Cielo(チェロ)”はイタリア語で空を指す言葉だ。MC20チェロは、正統なスーパースポーツカーとしてのパフォーマンスと、未だかつてない“運転する悦び”を全身で感じることのできる唯一無二のモデルとして仕上げられた。


 格納式のガラスルーフには高分子分散型液晶技術が採用され、エレクトロクロミック・ウィンドウと呼ばれる透明からスモークガラスへ切り替えができる構造となっている。これはセンタースクリーンのボタンに触れるだけで一瞬にして切り替えが可能だ。


 この技術によって、ルーフトップを格納し風と外の世界を全身で体感できるほか、スモークガラスの状態では包み込まれるような感覚、ルーフが透明な状態では光が溢れるような空の美しさを楽しむ感覚と、全部で3通りの楽しみ方を味わうことができる。


 オートモビルカウンシル2023で展示されている『MC20チェロ・プリマセリエ・ローンチ・エディション』は多くの専用アイテムを装備した限定車だ。この限定モデルが纏っている新色の“アクアマリーナ”はMC20チェロ専用色となる。また、ネロ・マット(マットブラック)の20インチ・アルミホイールは新デザインのもので、ホワイトゴールドで「PrimaSerie」の文字がレーザー彫刻によって記されている。


 カタログモデルのMC20チェロに用意されるボディカラーは、アクアマリーナのほかにグリージョ・インコーニト(パステルグレー)、ビアンコ・アウダチェ(ホワイト)、ジャッロ・ジェニオ(イエロー)、ロッソ・ヴィンチェンテ(レッド)、ブルー・インフィニート(ブルー)、グリージョ・ミステーロ(グレー)の全7色だ。インテリアはエレガントとスポーティネスを兼ね揃えたラインを描きつつも合理化が図られ、純粋に機能性を追求したものとなっている。


「レースカーメーカーとして生まれたマセラティにとって、軽量、低重心かつ“風を感じて走れる”オープントップのスポーツカーは常に重要な存在でした」と語るのは、マセラティ・ジャパン業務執行取締役の玉木一史氏。同氏はMC20チェロの日本初公開に際し次のように期待を述べた。


「日本でも高い注目と多くのご注文をいただいているクーペタイプのMC20のオープンバージョンが登場したことによって、今後さらに日本においてマセラティ・ブランドが強固なものになっていくと確信しています」


 MC20チェロのオーダーや詳細に関する問い合わせは、全国のマセラティ正規ディーラー、またはマセラティ公式サイト(https://www.maserati.com/jp/ja)まで。

マセラティ・ミストラル・スパイダーとともに展示されたMC20チェロ オートモビルカウンシル2023

AUTOSPORT web

「限定」をもっと詳しく

タグ

「限定」のニュース

「限定」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ