エンゼルスのトラウト、来年のWBC「もちろん出たい」ジャッジと共闘熱望…23年大会は大谷翔平と伝説的な打席
2025年4月16日(水)11時32分 スポーツ報知
MLB公式サイトは15日(日本時間16日)、エンゼルスのM・トラウト外野手が、来年のWBCへの出場を熱望していると報じた。
米国代表は前日14日にA・ジャッジ外野手(ヤンキース)が主将に任命されたことが明らかになった。前回大会主将のトラウトは一夜明けとこの日のレンジャーズ戦の試合前に「もちろん、そうなりたい(出場したい)し、そうなるだろうと思っている」と明言した。「まだやり残したことがたくさんあるのは間違いない。それが野球界全体にもたらした盛り上がりや、選手たちが僕や代表メンバーに連絡をくれたこと、その経験は本当に信じられないほど素晴らしかった」と思いを語った。
23年大会ではM・ベッツ内野手(ドジャース)とともにメンバーの勧誘に動いたトラウト。決勝では当時チームメートだった大谷翔平に9回2死で空振り三振を喫し、優勝を逃した。「とにかく勝ちたい。前回の体験は信じられないくらい素晴らしかった」とトラウト。ジャッジ新主将指名に際して、事前に電話を受けるほど、米球界で依然として存在感を見せる。今季すでに6本塁打と復活の兆しを見せる33歳が、再び星条旗ユニホームを着用して大舞台に戻ってきそうだ。