菊池雄星は「もっと良い運命に値する」 6回1失点も打線援護なし エンゼルスの地元紙が嘆き「好投を無駄にした」

2025年4月16日(水)19時36分 ココカラネクスト

菊池は力投を続けているが勝ち星が遠い(C)Getty Images

 移籍後初勝利が遠い。

 現地時間4月15日(日本時間16日)、今季からエンゼルスでプレーする菊池雄星は、敵地レンジャーズ戦に先発登板。6回79球を投げ、3安打1失点、6奪三振、2四球と好投したが、味方打線の援護がなく、初白星はまたしてもお預けに。チームが0-4で完封負けを喫し、ここまで4登板の成績は、0勝3敗、防御率4.13だ。

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 この日、初回を三者凡退に抑えると、2回に1死から二塁打を浴びた菊池は、後続をしっかりと空振り三振、左飛に打ち取る。以降も無失点投球を続けていた日本人左腕だが、6回は、先頭打者にバント安打を決められ、盗塁、捕手の悪送球で無死三塁に。その後、犠飛で先制点を許すも、今季3度目のクオリティスタート(QS)を達成した。

 一方で打線は、レンジャーズ投手陣にわずか5安打と沈黙……。試合後、地元紙『Orange County Register』でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者は、「ユウセイ・キクチの好投を無駄にした」と報じ、「もっと良い運命に値する選手だ」「期待通りの投球を見せたが、打線援護なし」と結果を伝えている。

 さらに記事内では、「今季4度目の先発登板で最も良い出来だ」「ここまでキクチが先発した4試合すべてに敗れている。彼らは、その4試合すべてに勝てたかもしれないのに」と続けると、試合後の取材に応じたロン・ワシントン監督のコメントを紹介。その中で指揮官は、「素晴らしい仕事ぶりだ」と菊池の投球内容を称賛していた。

 なお、この試合でエンゼルスは、2連敗を喫し、ア・リーグ西地区の首位から陥落。現在、首位レンジャーズと0.5ゲーム差の2位に位置している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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