「日本にとって完全なホームゲーム」ド軍の本拠地が五輪野球会場に決定 “大谷人気”で侍ジャパンに追い風と米識者が主張「間違いなく熱狂に包まれる」

2025年4月17日(木)5時30分 ココカラネクスト

大谷の影響力は五輪でも活きそうだ(C)Getty Images

 現地時間4月15日(日本時間16日)、ロサンゼルス五輪組織委員会は、ドジャースの本拠地であるドジャースタジアムが、2028年ロサンゼルス五輪で行われる野球競技の会場に決まったと発表した。

【動画】イチローに次ぐ快挙!大谷翔平がメジャー通算150盗塁達成シーン

 2021年の東京五輪以来、2大会ぶりの復帰となる野球競技が、米球界屈指の「スター軍団」であるドジャースのホームスタジアムで開催される。この決定により、すでに議論されているメジャーリーガーの参加への期待もさらに高まることとなり、もちろん、五輪連覇を目指す日本代表の話題も米国内で盛り上がりをみせている。

「日本は2028年の五輪でショウヘイ・オオタニの存在によってアドバンテージを得る可能性がある」

 その様に見通しているのは、米スポーツサイト『FANSIDED』のザカリー・ロッドマン記者だ。4月15日、同サイト上において、大谷翔平ら日本人スター選手が所属するドジャースの本拠地が五輪野球会場となったことへの見解を示している。

 ロッドマン氏は、大谷がドジャースの顔であるとともに、現代のMLBにおけるスーパースターであると評しながら、「今のMLB、いや、スポーツ全体の中でも、ショウヘイ・オオタニ以上の観客動員力を持つ選手はいない」などと唯一無二の存在であると強調。さらに、メジャーリーガーの五輪参加が実現し、大谷が日本代表としてプレーすることとなった場合、ドジャースタジアムが日本の“ホーム”になると予想し、以下の様な持論を綴っている。

「彼のこの圧倒的な人気に加え、2028年夏季オリンピックの開催地の一つにドジャースタジアムが選ばれていることを踏まえると、このスタジアムが日本代表、そして3度のMVPを獲得したショウヘイ・オオタニの“ホームゲーム”の会場になる可能性が極めて高い」

 また、ロッドマン氏は、「仮に五輪の会場がシチズンズ・バンク・パーク(フィラデルフィア)だったとしても、日本代表はオオタニの存在によって、十分に“有利な環境”を享受できるだろう。それほど彼の影響力は大きい」などと主張する。

 その上で、「実際にドジャースタジアムが舞台となるなら、もはや言うまでもなく日本にとっては『完全なホームゲーム』のようなものになる。オオタニはどの球場でも人気だが、彼が年間81試合以上を戦う本拠地ドジャースタジアムでは、特にその熱量は圧倒的だ」と指摘。五輪でも、同球場の雰囲気が大谷や日本選手を後押しするものと見込んでいる。

 引き続き議論されていくメジャーリーガーの五輪参加が実現となれば、3年後の夏、ドジャースタジアムは間違いなく熱狂に包まれる。そして、その中心にはスタンドからの声援を誰よりも浴びている、大谷の姿があるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「五輪」をもっと詳しく

「五輪」のニュース

「五輪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ