手術から約2カ月、バルサ安部が近況報告「焦らずに自分の体と向き合って…」

2020年4月19日(日)10時0分 サッカーキング

2月に右足太ももの手術を行った安部 [写真]=Getty Images

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 バルセロナに所属するFW安部裕葵が近況について、クラブ公式のインタビューに答える形でコメントした。18日、クラブ公式サイトが伝えている。

 安部は2月2日に行われたセグンダB(3部)のプラット戦で68分に途中出場も、79分に負傷交代。その後の検査で右太ももの大腿二頭筋の断裂と診断されていた。同11日にフィンランドで手術を受けて無事成功したが、5カ月間の離脱を強いられることになった。

 安部は日本に帰国してから行っているリハビリの調子については順調と話し、「上半身はしっかりトレーニングしながら下半身はエクササイズ、という感じでずっとやっています。(午前は)9時から12時まで、午後は13時半から18時まで。平日は毎日、土日はないですけど、かなりの時間カラダと向き合っていました。最初の方はトレーナーさんの力を借りて、自分の手術の部分を動かしたり。今では少しずつ走り始めたり、ペースも上がってきているので、動けるのが最近楽しいです」とその内容を説明した。

 また、帰国から1カ月以上が経過したことについては、「しばらくスペイン語は聞いていないですね。僕自身も時間があるときはあるので、ドラマとかを携帯で見たりするとき、(音声は)スペイン語・日本語字幕で見たり…それくらいですかね。たまには勉強もしていますよ。Netflixで『SUITS』というドラマの原作を、スペイン語(字幕)で最近は見ています」と、主にドラマ鑑賞を通じてスペイン語のある生活を過ごしていると明かした。

 そして、新型コロナウイルスの感染拡大によってサッカーが中断している状況については、「(来シーズンがどうなるかは)何も判断できないですね」と語った一方で、「時間もあるのでしっかりケガを直すことができると思います」ともコメント。「急いでケガを治す、という焦りは絶対に良くない。こうやって時間があるということは、『そうしなさい』と言われているようなもの。焦らずに自分のカラダと向き合って、来季の開幕で良いパフォーマンスができるように準備したいと思います」と復帰への意気込みを語った。

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