大谷翔平が得点圏で右前打! 四球と果敢な盗塁でチームを盛り立てる「彼は勝つためにプレー」指揮官の言葉通りの活躍

2024年4月20日(土)14時29分 ココカラネクスト

大谷はチームの勝利のためにプレーし続ける(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間4月19日(日本時間20日)、本拠地・ドジャースタジアムでのメッツ戦に「2番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打1打点で1盗塁を決めた。チームは4-9で敗れた。

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 初回の第1打席は、カウント3-2からメジャー9年目の左腕ショーン・マナイアの前に二ゴロに倒れた。4回の第2打席は、厳しいコースを攻められたが、カウント3-1から四球を選んで出塁。さらに今季5個目の盗塁となる二盗を決め、5番のテオスカー・ヘルナンデスの右前打で、二塁から激走して本塁へ滑り込んだ。

 大谷の選球眼と果敢な盗塁がチームに得点をもたらした。大谷のチームの勝利へ向けたプレーは、デーブ・ロバーツ監督も称賛する。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のマレン・アンガス記者は、MLBネットワークのラジオ番組『Loud Outs』で、ロバーツ監督が語った大谷についてのコメントを紹介。それによると、「彼のチームアプローチは勝つことだ。彼は、内野が下がっているときにゴロを打って走者を還すことも、フライを打って走者を還すことも厭わない。彼は勝つためにプレーする」と話したという。

 「彼は勝つためにプレーする」と指揮官が語ったように、大谷は勝利への執念を様々なプレーで表現しているといえる。4点差と劣勢に立たされても、チームの士気を上げるために懸命だった。

 5回はバットで魅せた。二死一・二塁の得点圏で右翼へ弾き返す適時打で、5試合連続安打をマークし、今季11打点目を挙げた。得点圏の場面で適時打を放ったのは3月20日のパドレス戦以来だ。

 7回はフルカウントまで粘ったが、空振り三振に倒れ、9回の第5打席は二ゴロに終わっている。

 チームは2点差を追う6回、9番のクリス・テーラーが二死満塁の場面で左翼へ2点適時打を放って4-4の同点。先発の山本由伸は6回7安打4失点で降板し、7回は2番手のダニエル・ハドソンがマウンドに上がったが、フランシスコ・リンドアに2ランを浴びて4-6とリードを許すと、8回、9回もリリーフが失点し、4-9とリードを広げられてしまった。

 松井秀喜氏の日本人メジャー最多本塁打記録を更新する通算176本塁打が出るか注目されている中、大谷は自身のプレースタイルを崩さず、走攻守でチームを盛り立てている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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