世界2位が涙の張本美和称える「いいプレーをしていた」15歳敗れるも中国は大警戒モードに突入

2024年4月20日(土)20時16分 スポーツニッポン

 卓球のシングルスのワールドカップ(W杯)は20日、女子準決勝が行われ、パリ五輪代表で世界ランク12位の15歳・張本美和(木下グループ)は、同2位の王曼昱(中国)に2—4で敗れた。

 1—3と崖っぷちに追い込まれてから、第5ゲームは逆襲。一進一退の攻防となった第6ゲームをジュースの末に落として、15歳の進撃は終わった。試合後、張本の目は赤くなり、うっすらと涙が浮かんだ。

 決勝トーナメント1回戦では、世界3位の王芸迪(中国)を4—1で撃破。この日は15歳への警戒感を物語るように王曼昱のベンチに入った馬琳コーチが得点ごとに大きな声を上げるほか、王曼昱も気合満点のプレーで、勝利が決まると思わず座り込むほどだった。

 王曼昱は試合後のインタビューで「この試合を勝てて良かった。彼女(張本)もいいプレーをしていた。観客の前で素晴らしい試合を勝ててうれしい」と張本のプレーを称えていた。

スポーツニッポン

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