エンゼルス低迷なら大谷翔平の流出は不可避 米識者が断言「プレーオフ争い脱落で、間違いなく出ていく」

2023年4月21日(金)18時7分 ココカラネクスト

投打で活躍する大谷の存在感は絶大。FAとなれば間違いなく引く手あまただ(C)Getty Images

 現地時間4月20日(日本時間21日)、ヤンキースタジアムで行われたヤンキース対エンゼルスのゲームは、初回から5点を挙げたヤンキースが終盤にも得点を重ね、9−3で勝利した。大谷翔平はこの日も「2番・DH」で出場、7回に四球での出塁があったものの、昨日に続いてのノーヒットに終わっている。

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 現在、17連戦を戦っているエンゼルスはそのうちの7戦を終え2勝5敗、通算でも9勝10敗と勝率が5割を切った。今季、シーズン後にFAとなり、その去就について様々な声が挙がっている大谷の「流出」を防ぐべくポストシーズン進出が至上命題であるチームにとって、現状が望むべきものではないことが明らかだ。

 その中で、エンゼルスの成績が下降することで二刀流スターの退団が「確実」であるとの声が米国内で聞こえているようだ。

 米スポーツサイト『SBNATION』では現地ジャーナリストのジェフ・パッサン氏が大谷の今後について語った見解を伝えており、プレーオフ争いから脱落した時点でトレード、またはシーズン後のFA移籍が不可避であるという内容となっている。

 同サイトは、パッサン氏の言葉として「パッサンは『エンゼルスがプレーオフ進出の希望を持っている限り、ショウヘイ・オオタニはおそらく今年の期限までにトレードされることはないだろう』と言った。しかし『エンゼルスがシーズンの戦いから脱落すれば、彼はトレードされる可能性があり、間違いなく出て行くだろう』と述べている」と報じた。

 他にも「パッサンは、エンゼルスが今シーズンまでオオタニを在籍させ続けたとしても、プレーオフを逃した場合、このスーパースターはオフシーズンに『間違いなく去る』とも語った」とFAでの退団も確実だと見通しているという。

 また、記事の中ではパッサン氏が大谷の移籍先候補としてドジャース、メッツ、ジャイアンツ、ヤンキース、マリナーズの5球団が有力だと言及したとしている。

 さらに同サイトでも「ひとつだけ確かなことは、(他球団で)オオタニを欲しがるファンは、エンゼルスがあと1年惨敗を続けることを望んでいる」と記し、その上で「圧倒的な投手とパワーヒッターのスラッガーという、世代最高の選手がこの冬に手に入る可能性は高い」と綴っている。

 まだシーズン序盤とはいえ、今季も戦い方に不安定さが目立つエンゼルス。背番号17を繋ぎとめるためにも、まずは大型連戦での白星を積み上げていきたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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