「かなりひどい打撃だったようだ」3年連続首位打者の男が“衝撃”の緊急交代で球場騒然 走塁で相手の野手と激突→病院搬送
2025年4月21日(月)11時30分 ココカラネクスト

アラエスが走塁中に相手野手と激突した(C)Getty Images
パドレスのルイス・アラエスが現地時間4月20日(日本時間21日)に敵地で行われたアストロズ戦の初回無死一塁、バントを試みて一塁を駆け抜けようとした際に一塁ベースカバーに入った二塁手のマウリシオ・デュボンと激突した。一塁付近で倒れ込んだまま動けず、担架に運ばれて退場となり、球場は騒然となった。
【動画】かなりの衝撃!アラエスが相手野手と走塁中に激突するシーン
アラエスはヒューストン市内の病院へ搬送され、『MLB公式サイト』によれば、パドレスの声明で「意識があり、反応があり、手足を動かすこともできる」と記している。
パドレスのマイク・シルト監督は「このスポーツでは、あのような衝突は滅多に見られない。ルイスは本当にタフな男で、あのように倒れているのを見ると、かなり深刻な事態だとわかる。かなりひどい打撃だったようだ」と述べ、「今は容態は安定しているようで、手足の感覚もある。意識もはっきりしていて、何が起こったのか認識している。心配しているのは、顎に少し切り傷があるということ。顎の安定性が心配だ。もちろん、頸椎も安定しているかどうかも確認する必要がある」と話したという。
指揮官は「このグループは本当に仲が良くて、本当に心からお互いを愛し合っているんだ。よく言われるけど、本当の愛がたくさんある。ルイスはチームにとって、そしてクラブの心の大きな部分を占めている。彼には愛しているよ、大丈夫だよ、祈っているよって伝えたよ」と、チーム愛を強調した。
アラエスはチームの主軸で、ツインズ時代の2022年から3年連続で首位打者に輝いている。大谷翔平の三冠王も阻んだことで有名だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]