住友電工の秦澄美鈴がV5達成「どんどん世界で結果を残すため」 前所属シバタ工業にも感謝

2024年4月21日(日)17時50分 スポーツニッポン

 ◇陸上・兵庫リレーカーニバル最終日(2024年4月21日 神戸ユニバー記念競技場)

 女子走り幅跳びで、日本記録保持者の秦澄美鈴(住友電工)が6メートル39で5連覇を達成した。

 雨が降り続ける悪条件となりながら、2回目で6メートル39をマーク。手応えのあった5回目はファウルとなったが、高良彩花(JAL)らとの戦いを制した。

 昨年7月のアジア選手権で6メートル97を跳び、17年ぶりに日本記録を更新した。さらなる飛躍が期待される中、今年1月いっぱいでシバタ工業を退社。同3月からは住友電工に入社した。

 「(理由は)もっと上のステージを目指すというのが一番なので。どんどん世界で結果を残していくためには…という風に自分の中で考えました」

 前所属のシバタ工業には大学卒業後の19年に入社。約5年間在籍し、退社する際にも温かく送り出してくれ「辞めた後でも、社員の方が応援に来てくれた」という。

 これからは、トップアスリートが揃う住友電工の一員として戦う。「国内外で戦っている選手がいる。もっと刺激を受けたい思いもあったので、実際にその陸上部に身を置いて、気が引き締まる」。今後は木南記念(5月12日、ヤンマー)などへの出場を予定している。

スポーツニッポン

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